TOEFL iBT®TEST スピーキング対策講座

TOEFL Part3-6対策 虎の巻はこちら

はじめに

あなたの留学の夢をサポートします!
TOEFL iBTにはライティングばかりでなく、スピーキングが課されます。
ライティング、スピーキングともに配点は30点ずつで、計60点。
TOEFL iBTの総得点の実に半分を英語でのアウトプット力が占めます。

既存の日本の英語教育では、十分な対策は行うことはほぼ不可能といえるのではないでしょうか?
日本は他アジア諸国に比べ大きく実用的な英語力で大きく後れを取っており
このままでは、MBAを含め日本人が海外で活躍する場は縮小するばかり…

このような状況を打破するよい教育を提供することをバリューイングリッシュは目指しています。
一緒に留学の夢を叶えましょう!!

コースの目標

各自が必要としている目標TOEFLスコアを取得すること

コースの内容

Speaking Sectionの PART1※に焦点をあてたTOEFL対策を実施する
1回25分のマンツーマン
6回5,980円
※Part2~4に関しては、生徒様側で準備していただいたトピックを教材として利用することも可能です。

受講にあたり必要な要件

最小でも授業時間の2倍の予習および復習が必要
留学という夢を達成するためのモチベーションがある事
海外留学を見据え、受身の受講態度ではなく、能動的に授業に参加できる事

バリューイングリッシュの想い

TOEFLの厚い壁に阻まれて夢をあきらめないでほしい
英語はコツコツやれば、やり方を間違えない限り、必ずできるようになります。
TOEFL iBTはとてもよくできたテストになっているので短期的なテクニックでの攻略は望み薄です。
私も大学院留学の入学要件の点数に達せず、大変苦労しました。
できる限り効率のよい学習方法を提案してきますので、一緒にがんばりましょう。
早めの準備と計画的な学習が必要です

ガラパゴス化する日本にいつづけたら世界においていかれる?
日本の携帯だけが大きく世界の標準からはずれているのはご存知でしょうか?
世界標準の携帯(日本以外のもの)は、SIMカードを空港で交換すれば、すぐに現地の携帯として使えます。
日本の携帯だけがテレビがみれるなどやたらと機能が充実しているわりに、世界と違った方向に一人だけ進化しちゃってます。
英語がしゃべれないと、日系企業でしか働けないなんて、今のガラパゴス化した日本の携帯みたいになってしまったら・・・
怖いと思いませんか?

実は、最近では、東欧、日本以外のアジアでは、英語をしゃべる人口がどんどん増えています
こういった中では、日本人も英語ができなければ、まず確実に10年後には日本だけが国際的な競争から置いていかれます。

英語がしゃべれるようになった人の前に広がるすばらしい世界
アメリカ留学中に一番ためになったのは、世界中に友達ができたことです。
大学院で死ぬほど必死で勉強した原子力は今やまったく使いませんが、
留学中にできた友達は、私にとって今もとても貴重なネットワークです。
まさに、ジャイアンがよく言う”心の友よ~”です。

アメリカの大学には、世界中から学生が集まります。

このネットワークは、とても貴重で、例えばタイでクーデターが起きたときもマスコミの報道と現地の友達から聞く実際との差など、自身で情報が収集できるようになるメリットは多大です。
何よりも、今までとは違った文化の人々と触れることはとても刺激になります。

まずはプチ留学からはじめよう
まずは、いきなりアメリカ大学院留学!とはいかなくても、オンライン英会話を通じて海外とつながってみませんか?
パソコンを使った形ではありますが、ウェブカメラを使えばかなり実際にはなしているのに近い状況で授業を受けられます。
自身がついたら、アメリカ等に大金を払って語学留学する前に、セブ島に来ませんか?
英語力がついてきたら、アメリカ留学をめざしましょう!

そして、世界に出て活躍できる人材としての素地をつくり、日本人ここにありと世界にアピールしていける人材に共になろうではありませんか!

料金・回数

コース名 回数 料金 レッスン1回
あたりの料金
 
TOEFL iBT®TEST
スピーキング
対策講座
6 5,980円
(税込み)
997円
【会員専用】このコースを履修する

無料お試しレッスンはこちらから

本コース対応可能講師

Gel ジェル 講師

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【事務局長はこう思う!】
講師ジェルはすでに20年以上の英語講師としての経験があります。日本人以外にも様々な国籍の人に英語を教えた経験がある、プロフェッショナルの講師です。直近では中東にある国の英語教育にも関わっていました。
豊富な指導経験とサバサバとした性格で、感じの良い実りある授業をしてくれこと間違いありません。1級を目指している方、1級に合格されている方、しっかりと勉強したいという方にオススメです。

Angel エンジェル 講師

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バリューイングリッシュでの指導経験が6年以上になるエンジェル講師。理系出身で論理的思考の彼女は、とにかく分かりやすく物事を説明する事に長けています。「わからない」事があると、忍耐強く、様々な角度から説明をしてくれるのが魅力。

英検1級の指導に定評あり。また、経済にとても詳しく過去にMBA合格者のレッスンを担当していた事があるほどのエコノミスト。

上級者の方、論理的に会話を楽しみたい方、経済などビジネス面の話をしたい方にオススメの講師です!

Kenth ケン 講師

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2021年9月からバリューイングリッシュに加わった新講師ケンです。
ケンはバリューイングリッシュのヘッドティーチャーのナナの弟です。
大学を卒業した後、英語教師になることを決め、ナナの元でしっかりとトレーニングを受け、満を持してのデビューになります。
【事務局長はこう思う!】
聞きやすい発音で、真面目にレッスンに取り組む講師です。少しシャイな部分がありますが、話をしていくうちに味が出てくる講師です。男性講師ですが、とても話しやすいという声を多数いただいています。実力派講師Nanaのお墨付き付きです。

Nana ナナ 講師

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【事務局長はこう思う!】
オンラインでの長い指導経験はもちろん、日本での英語指導経験も2年ほどあるベテランの講師です。日本人がどのように英語を勉強すれば良いのかをしっかりと考えているので、効率的に学習を進めることができます。IELTSや英検の指導経験も豊富で、上級者のニーズにも応えられること間違い無しです。現在一番人気で少し予約の取りにくい状況になっていますが、少し先でも予約する価値のある授業を提供してくれます。

【こんな方におすすめ!】
上級者はもちろん、少し日本語ができますので初級者も安心して授業を受けられます。

【趣味】
読書(日本の小説を英語で読むこと)、旅行、ミンダナオの実家近くでの事業投資

Faye フェイ 講師

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【事務局長はこう思う!】
5年ぶりにフェイがバリューイングリッシュに戻ってきました!元気で親しみやすい性格のフェイ講師。授業がわかりやすい、各種試験のポイントを熟知し的確なアドバイスが貰えるとなど、お客様からたくさんの声をいただいています。

彼女の教え方は光るものがあります。とくに英検1級やIELTS講座では、生徒様のスコアアップに導ける実力を持っています。目標を達成するまでとことん付き合ってくれるフェイ講師と学んでみませんか。

【こんな方におすすめ!】
中級~上級者、楽しく学びたい方にぴったりの講師です。

Ems エムス 講師

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【事務局長はこう思う!】
ミスバリューイングリッシュのエムス講師。とにかく明るく、初対面でもずっと前から知っているような感覚を覚えるカリスマ講師。実は彼女には大きな秘密があります!それは極度のあがり症なのです。だからバリューイングリッシュの忘年会などでスピーチをするとき、彼女は顔を真っ赤にしています。でもそんな彼女も授業となると、カリスマ講師に変貌。持ち前の明るさで授業を引っ張ってくれるので、どのレベルの方も安心してご受講いただけます。

【こんな方におすすめ!】
オールマイティーに対応、楽しくレッスンをしたい方、お子様、初心者の方、中〜上級者


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TOEFL®TEST Part 3-6対策アドバイスHP用コンテンツ-虎の巻

目次:
TOEFL iBT®TEST Speaking Test 概要
Part 3 & 4 (Part3の解答の良品条件)
Part 5 & 6
※Part3の解答の良品条件は他のPartだけ飛ばし読みされる場合も一読をお勧めします

TOEFL iBT®TEST Speaking Test 概要

TOEFL Speakingは、全部で6問です。大きく2つのセクションがあります
1つは、Independent Task (Part 1-2):2問
もう1つは、Integrated Task (Part 3-6):4問

採点とスコアについて:
各セクションは4点満点で評価され、6セクションの平均を取ります。その上で30点満点に換算。
例: (3+3+3+4+4+4)/6=3.5 → 換算スコアは27
詳細は以下、参考URL(2)参照:
各Part(4点満点)をどのようにTOEFL スピーキングセクションの30点に換算しているかが分かります

参考 URL (1) Understanding Your TOEFL iBT(R) Test Scores
参考 URL (2) Converting Rubric Scores to Scaled Scores
さて、
Independent Task は、純粋なSpeaking力が求められます。与えられた課題に対して受験者の考えや意見、経験を論理的に構築する能力が問われています。

一方で、Integrated Taskは、リーディングや リスニングを通じ 内容を読み・聞きし、要約する力が求めらます。
Reading や Listening の課題をこなした上でSpeaking による解答を求められます。

スピーキングのテストとしてみた場合、
Independent と Integratedでは大きな差がある事にお気づきでしょうか?
日本人にとってはどちらが難しい試験でしょうか?
なぜ一部のブログにトフル スピーキングでは発音が最優先だと記述があるのでしょうか?

Independent Taskは、米国等でKindergarten(幼稚園)からある”Show and Tell”とも言うべき、自分の事や自分の意見を上手に語れるクリエイティブな作業が求めらます。好みなどを問われる問題が出題されるので、1+1=2のような唯一の答えがありません。また2者択一でどちらかを選べば正解というタイプの問題でありません。一方、Integrated Taskの方は、リーディングやスピーキングの課題の中に明確な答えがあります。例えば、今の講義の中で教授はXXと言っていたという答えがあります。つまり要約の能力は求められますが、クリエイティブティさはほとんど求められません。Part5ではあなたの意見・提案を述べよという場合もありますがスピーチ全体に占める割合は最大でも20%で自分の判断とその理由を1文程度ですのでクリエイティブさはやはり点数に大きな影響を与えません。

上記を踏まえると、いわゆる一般的な日本の英語教育を受け、海外経験がない日本人にとってはIndependent Taskの方が難しく、点数が取りにくいのが容易に想像できます。純粋にスピーキング力が試されるからです。一方で、Integrated Taskの方は、まとめる力自体はお受験を経験してきた日本人にとっては慣れれば簡単です。英語力が問題なければ、MBAを目指す方らなら満点を取ることも不可能ではない問題です。(Integrated Taskがもしも日本語で出題されればセンター試験よりもはるかに簡単な現代文の試験なので、みんな満点が取れるとも言えます)。

Integrated Taskの方が6問中4問出題と配点が高いので、こちらを重点に対策した方が効率が良さそうです。Integrated Taskで問われる設問の、「なんて書いてありました?」「なんて言ってましたか?」まとめて下さいという問題は純粋なスピーチ力ではないので、英語で意見を主張する場合の決まった型通りの回答で十分対応できます。だとすれば、(1) 流暢に聞こえる英語力(発音)、(2) 要約力、そして(3) 英語のお作法通りの型が重要となってきます。ここで要約力はTOEFLで点数を取り留学を志す方なら十分な力があり、英語の型もそれほどパターンは無いので覚えればOKです。型はどれだけ多くても10個もないと思います。残りの課題は流暢に聞こえる英語力になります。このように考えると、6問中4問を占めるIntegrated Taskでは、いくつかのブログにある通り発音が重要となることがご理解いただけると思います。

当校は英会話学校ですので、日本人のスピーキング力の底上げのためIndependent Task (Part 1,2)のみの対策のお手伝いをさせていただいております。Independent Taskでしっかり点数が取れるスピーキング力があれば、Part 3-6では英語でのスピーキング力は問題にならないはずだからです。Part 3-6をおろそかにしていいという意味ではなく、わざわざ英会話学校で講師の指導を受けなくとも一般に流通している対策本でしっかり勉強できるということです。Part 3-6は、前述の通りスピーキング力以外に、リーディング・リスニング力、要約力が求められるますが、これらは本で勉強が可能です。このページで対策法やお勧めの書籍を学習の助けとなるよう紹介させていただきます

最後に、バリューイングリッシュでは、英検1級、TOEIC 980点、アメリカの大学院を卒業した責任者が指導したフィリピン人講師によるTOEFL Speaking対策を受けていただけます。Independent Taskの対策にはぜひご活用ください。

Part 3 & 4 (Part3の解答の良品条件)

TOEFL Part 3は、学校生活での話題(学校からの告知、生徒同士の会話)、Part 4は講義に関することという違いはあるものの大きな試験の内容と流れは全く同じです。

全体の流れは、
(1) Reading: 画面に表示される75~100語程度の英文を読む(45秒)
(2) Listening: 最初に読んだ英文の内容に関する学生同士の会話(Part3)/講義(Part4)を聞きとる
(3) 画面に質問文が表示される
(4) スピーチの内容を準備する(30秒)
(5) Speaking: 口頭で解答する(60秒)

ポイント1: 求められるリーディングの速度は150 wpm(40秒で100語、5秒+αのメモ時間)
ポイント2: 質問はいつもほとんど同じ
・Part 3: 彼/彼女の意見を述べなさい。またその意見を持つ理由を述べなさい
・Part 4: XX(講義中の具体的事例)を例として、OO(主題)について説明しなさい


Part 3: Campus Situation Topic: Fit and Explain 内容一致と説明
繰り返しになりますが、まず全体の流れを確認しましょう
(1) Reading: 学内の出来事などに関連した告知文(75~100語程度)(45秒間)
(2) Listening: 学生同士や学生と教授などの間で交わされる60~80秒程度の会話(Readingの内容に関連)
(3) 質問文が表示される
(4) スピーチの内容を準備(30秒間)
(5) Speaking: Readingの文章で示されている内容やその背景に関して、Listeningの話者が述べている意見を要約(60秒間)

ここからは(1)~(5)までのプロセスで具体的に行うべき事について説明します。

Part3の解答の良品条件

質問は常に、「彼/彼女の意見を述べ、彼/彼女がそのように考える理由を説明せよ」です。
従って、解答は以下を満たしている必要があります

1,彼/彼女の意見(例えば、賛成/反対)が明示されている
2,彼/彼女が賛成/反対の理由が2つ以上明示されている
3,100-120語程度のボリュームがある解答である

3点または4点を取るためには、1と2は必ず解答する必要があります。4点を取るためには、1と2に加えて、3が満たされている事、かつ文法・発音の間違いや問題がほとんどない事が条件となります。
彼/彼女登場する二人のどちらをまとめよと言われるかは質問されるまで分かりませんから、それぞれの意見と理由をしっかりメモしておく必要があります。

Readingですべき事
実際の解答で求められるのはListeningで聞きとる生徒の意見とその理由ですので、ここでは詳細をメモする必要性はありません。重要な事は、リスニングに備えてどんな話がされるのか予測できるように主題とどのような変化点(変化点があるからこそ通知が行われている)があるかをしっかり押さえることです。また実際にreadingが始まる前に、ナレーターが主題について簡単に触れるのでこれを書きとる事も重要です。

そこでInstructionからReadingまでのメモは、以下のようになります。
参考までに書きとる事のイメージが湧くよう例が入れてあります
メモ用紙には、T/C, T, D1, D2のように始める前に必ず書きとる事の枠組みを作っておいてください
この枠組みをさっとメモに書き、読んだ内容を書きこんでいくことが大事です

Instruction:

T/C (Theme/Change): The Health Center is planning the changes in the health fees

Reading:
T (Title): Notice from Health Center
D1 (Details 1): flu vaccinations for $15 - free last year
D2 (Details 2): XXXX

Listeningですべきことは以下の様な表をメモに作り、その枠組み通りに埋めていくことです
男性、女性のそれぞれの意見とその理由を聞きとることが最も重要です。
満点(4点)を目指し、内容を膨らませるために必要な詳細も聞き取ります

Listening:
  Man Woman
Option fee increases are acceptable can not accept the increase
Reason 1 cheaper than going to the hospital vaccine 80$ increase the price of vaccine
Reason 2 prescription medicine is still less than half the price of pharmacy downtown not fair to pay semester health fee & need to pay more

Additional (more details):
W: get sick easily in this season
M: wear warmer clothing and try using an umbrella

スピーチの準備(30秒)
スピーチの準備では、後ほど紹介する型(枠組み)の中に何を入れるかを決めます。
絶対はずしてはいけない要素をまず初めに確認します
Opinion、Reason 1、 Reason 2に何を入れるべきか整理するということです。

次に、男性の意見とその理由を述べよという問題で、男性の意見について解答を要求されたとして、
理由1をより内容を充実させて語るために、
Readingで得たワクチンは無料⇒15$と確かに値上がりしたが、
病院で接種すれば80$なので、それに比べればまだ大幅に安いと説明しようかなと内容を作ります

Speaking
質問で聞かれる事はいつも基本的に同じ(主張と理由2つを説明)なので、基本的に同じ型が使えます。なのでまずはこの型を1つでいいので完璧にマスターしましょう。その上で、つなぎ言葉(スピーチの構造を示唆する単語)の幅を増やしていきます。また60秒の時間はカウントダウンされていきますので、Opinionを言いきった時点で残り35秒(opinionには25秒使用)、理由2つを言い終わった時点で残り5秒(理由はそれぞれ10秒ずつ、計20秒)、結論を5秒(初めのopinionの繰り返し)のように時間配分します


型:
(1) The reading states that...
(2) The man's opinion is that... (35 sec)
(3) He provided 2 reasons.
(4) First,
(5) Second,... (5 sec)
(6) That's why...(0 Sec)

ここで示されている型はいつもこのまま使えば問題ありません。型がすばらしいことよりも、必要十分な基本の型で、御作法通り、必須の内容がしっかり含まれている事の方が大事です。

型というのは以下のような決まった話の論旨、骨組みです。
(1) 男性はこういうっている
(2) なぜなら、それには二つ理由がある
(3) 一つ目は...
(4) 二つ目の理由としては
(5) これらの理由で男性は初めに言った通りの意見を持っている

この型の特徴は、まずは結論(主張)、次に理由、最後にもう一度結論というスピーチの流れが分かりやすい形になっています。英語はこういった型通りに意見を述べる事を求められます。TOEFLだけではなく、大学の授業で意見を述べる時もこの基本の型通りやる事を期待されます。

慣れてきたら、次のステップとして基本の型は変えませんが、つなぎ言葉のバラエティーを増やしてみましょう。例えば、first, secondの代わりに、first of all, in additionとしてもいいかもしれません。ただ繰り返しになりますが、まずはそんなバラエティよりも1つの型をしっかりマスターする事です。正しい型で、内容が十分なら高得点を狙えます。

(参考) 100-120 wpmってどれくらいのスピード?
⇒VOA Special Englishのスピードとほぼ同じです
以下参考記事を載せておきます。ページ左側にMULTIMEDIAというセクションがあり、そこにlistenというリンクがあるのでそれをクリックすると音声が流れます。この記事は、558語彙、音声は4:50なのでおよそ115wpmです

Example:
American Secretary of State Hillary Clinton Recovers From Health Scare at Home

ちなみに、以下の第2パラグラフからの抜粋部分が114 wordsでこれだけを1分で話せるスピードが求めらる能力です。(英文をストップウォッチで測りながら読んでみて下さい)

Last month, the 65-year-old diplomat suffered a stomach virus that caused her to be dehydrated -- lacking enough fluids in her body. She fell and hit her head while she was sick.

In a normal medical examination following the accident, doctors discovered the blood clot between her brain and her skull, a sinus venous thrombosis. She is currently taking medicine called blood thinners to break up the blood clot. Dr. Ben Wedro works in a Wisconsin trauma center. Dr. Wedro describes a blood clot.

“Blood pools and it doesn't flow. Blood that doesn't flow, clots. That's a good thing when it's outside the blood vessels. Not a good thing when it's inside the blood.”

すでに大事なポイントは解説しましたが最後に型の意義について触れてみたいと思います。
個人的にはTOEICのテクニックは純粋に試験対策のテクニックが多く、それは英語でのコミュニケーション能力の向上と関連性が低い場合も多いと感じています。一方で今回紹介したTOEFLのテクニックは、ある意味で英語で発言する時の作法といってもいいです。この型でしっかり意見を述べられないと相手に何をいってるのだろう??と眉をひそめられる可能性すらあります。TOEFLの型はテクニックですが、これができないと留学生活が成り立たない可能性もある大事なものだと思います。英語が不利にしかならない留学中は、少しでも相手に分かってもらうため私もこの型を大変意識しました。そして、無事卒業し帰国後、TOEFLのアドバイスをするようになるとそもそもこの型すら知らない人がいることに少し驚きました。TOEFLのテクニックは試験対策のみのテクニックではなく、大量の文章を読破し授業で積極的な発言&ディスカッションできるようになるためにも重要な型ですのでぜひしっかりマスターしましょう

参考URL
TOEFL SPEAKING question 3 (4samples)
※ページにアクセス後、”もっと見る”をクリックするとReading用の文章があります

TOEFL Speaking Question 3 Help

Part 4: Academic Course Topic: General / Specific 授業に関する話題:総論と詳細

(1) Reading: 学問的な話題について総論を述べた講義等(75~100語程度)(45秒間)
(2) Listening: Readingの内容を詳しく解説した60~90秒程度の講義等
(3) 質問文が表示される
(4) スピーチの内容を準備(30秒間)
(5) Speaking: ReadingとListeningそれぞれの内容から重要な情報を読み取り、要約し伝える(60秒間)

Part4は基本的な問題の流れはPart3と全く同じです。違いはテーマです。Part3は学内の事、Part4は授業に関する内容になります。従って、Part3に比べて語彙のレベルが難しくなりがちです。このセクションで点数を稼ぐにはTOEFL特有の学術的な語彙を覚えることも重要になります。

基本的な解答のながれはPart 3と同じなのでそちらをご覧ください(読まれていない場合は以下をクリック)
Part 3の良品条件

ここでは、同様に対策できる部分は除き、Part 4での良品条件と使える型について説明します。

Part4の解答の良品条件

質問は常に、「彼/彼女の意見を述べ、彼/彼女がそのように考える理由を説明せよ」です。
従って、解答は以下を満たしている必要があります
1,主題となる見解や法則が明示されている
2,リスニングの中で紹介された具体例を用いた説明がある(2~3個)
3,100-120語程度のボリュームがある解答である

Reading:
リーディングでは、設問のタイトルはメモしておきましょう。
また、テーマに関する定義や説明があるのでそれの要点を書きとめておきます
以下は債権(Bonds)がテーマだったとしてリーディングからの抜粋例を示します
ここで大事な事はテーマが何か?そしてそのテーマについて詳しくない場合は、何の話をされるのか分からないままリスニングをしないといけなくなってしまうので、必ずその定義や説明を理解しておきます。
以下のメモの例ではもしもBondsというのが債権と分からなかったら、投資の1つの商品、固定の金利が入ってくる商品という事を理解しておきます。繰り返しになりますが、リスニングの前に何の話をされるのか心構えをしておくのとそうでないのでは大差があります。これから話される事の心構えができるようにメモを取って下さい

Title: Bonds
Definition:
(1) Bonds are a type of investment (stocks etc)
(2) Bonds are a type of loan w/ fixed interest

Listening:
リスニングで最も重要な事は紹介された事例をしっかりメモしておくことです。
スピーチ(要約)で求められることは、(1) 一般的な概念や理論(主題=今の例では債権)と(2)その具体例(リスニングの中で話される)を示す事なので、リスニングでこの具体例を聞き逃すと致命的です。

またタイプとして大きく、(1) 今回お話したテーマの例は…(2)今からテーマに関する3つ例を挙げます…のようなものがあります。例えば(1)は、今日のテーマはカモフラージュです。皆さんはカメレオンをご存じでしょうか、この生き物の体の色は…というような流れなので紹介される事例についてできるだけ多くの情報を書きとめます。(2)は債権には3つのタイプがあって…となるので、その事例をしっかり聞きとります。

ここで重要なのは、(1)の例では「体の色の変化」とか(2)では、紹介された3つの債権のタイプ(今回の例では、government, corporate, municipal)のようなキーワードを書きとめそびれるとスピーチで要約できなくなるので必ず書き留めます。municipalが分からなかったときも、「まにゅしぱる??」と日本語でいいので気合いで書きとめます。

これを実現するために重要な事は、リスニングでは必ず構造が存在するのでそれをしっかり押さえていることです。これは文の構造を示唆するつなぎ言葉に細心の注意を払います。 例えば、今回のBondsの例では、
I would like to focus on the three types of bonds...
のように次に何の説明をするつもりなのか初めに宣言する事が英語の作法なので、この文章を聞いた瞬間に3つ聞き取らないといけないな…と集中力を高めます。

すると、The first type is government bonds, … Another type of bond isThe third type is ...のように必ずつなぎ言葉が出てきます。ここの部分を必ず書きとります。とても大事です。高得点を狙う場合はここは完璧に聞き取れているのは当然で、それに加えてそれぞれの具体例に関する情報も聞きとれていないといけません。
なので、メモのイメージは
Title & Definition: Three types of bonds
Example:
First: Government bond issued by gov. to help pay for programs and gov. employees
Another: Corporate bond by large Biz. can make money, higher risk (>gov) to sell w/ Tax
Third: municipal bonds by local agencies, states, or cities to help pay for pjt like hospital, schools etc

スピーチの準備(30秒間)
スピーチの型を意識し、
まずテーマに関する事とその定義(概要説明)
具体的事例で何を話すかを決めます

Readingと講義で話された事が全部入れれるわけがないので要点を説明するために重要な事、ちゃんと要点を聞きとっている事をアピールする(今回の趣旨、とその3つの具体例はこれという骨子)ことができるようにまとめます。

Speaking:
スピーチでの型は以下の通りです

型:
(1) The article is about...(45 sec) *repeat title
(2) which the passage defined as
(3) the professor provides an example of..
(4) He/She states that...(5secs remaining)
(5) And so, this example clearly illustrates...(0Secs)

今回のBonds(債権)は3つ例を挙げますというタイプで、上の型は前述した、カモフラージュとカメレオンの体の色の変化に使う型なので、(3) (4) (5)は少し表現を変えねばなりません。ただ、(3) (4)で設問で指示された具体例を示すこと、(5)で結論を言う事という大きな構造に変化はありません。


今回のBondsの例では、質問が以下のようだったとして
Explain the three types of bonds and how they are different from each other.

前述のメモと合わせて、解答のイメージは
(1) The article is about Bonds
(2) , which the passage defined as a type of loan and are not as risk as the stocks
(3) Three types of bonds are government, corporate and municipal
(4) Government bonds are … Corporate bonds are … Municipal bonds are …
(5) And so, these examples clearly illustrates three types of bonds

※例外が続き混乱させてしまうかもしれませんが、(5)は今回のような3つ例を挙げよではなくても良いかもしれません。話しが終わりである事を示すので入れて減点になるような事は決してないと思います。ただ、若干種類はあるものの結論を先に説明する(3つのタイプはこれとまず答える)、次に具体的事例を説明するなどパターンは決まっているのでそのパターンは絶対にはずさないように回答して下さい。

高得点を狙うなら最後の結論まで言い切れるように時間を管理する事は重要です(最後の5秒でまとめる)。

参考URL:
TOEFL Speaking Question Help 4
Part 4 Sample

Part 5 & 6

Part 5は、学校生活での話題(学校からの告知、生徒同士の会話)、Part 6は講義に関することという違いはあるものの大きな試験の内容と流れはPart 5 & 6で全く同じです。
またPart 3 & 4との違いは、リーディングがないことです。Part 5 & 6はListening + Speakingです

全体の流れは、
(1) 画面に質問文が表示され、これを読み上げる音声が流れる
(2) Listening:学生同士の会話(Part5)/講義(Part6)を聞きとる
(3) 解答内容を準備(20秒間)
(4) Speaking: テーマに関して意見を述べる (60秒間)

ポイント: 質問はいつもだいたい同じで、以下の通り
・Part 5: 2つ挙げられた理由/解決策を述べよ。また、彼/彼女はどちらを選択すべきかあなたの意見を述べよ
Example: The speakers discuss two possible solutions to the man’s problem. Describe the problem and the solutions. Then explain what you think the man should do and why. Begin speaking after the beep

・Part 6: XX(講義中の具体的事例)を例として、OO(主題)について説明しなさい
Example: Using points and examples from the talk, explain how social movements of the 1960’s have influenced American society. Begin speaking after the beep

Part 5 & 6は、リスニングの中にすべて説明すべき内容が含まれており、求められているのは基本的には要約です。Part 5では自分の意見を求められますが全体に占める割合はごくわずかで、クリエイティブな作業として自分はこちらの意見の方がいいとおもう理由はXXだ。という理由を考える部分くらいです。
基本は要約なのでそもそもリスニングがきっちりできていないと回答することができません。この点、スピーキングのスキルではないのですが、Part 3 & 4と違いリーディングで読んだ事を何か言うということがPart 5 & 6ではできないので集中して要点を聞き逃さないようにすることが非常に重要です。逆にしっかり聞き取れていれば、ある程度決まったパターンの枠にはめて粛々と回答するだけで事足ります。何かかんがえなければいけないわけではないので、発音や流暢さの重要度も上がってきます。
まず一番大事なのは何の話だったのか一言でまとめそれを一番初めにしゃべること。次に、その話しに関連して説明された具体例等を2~3点しっかり触れること。ココまでできる事が最も重要です。これに加えてそれぞれの具体例に関してリスニングを通じて聞きとった詳細情報を加えていく事ができると高得点が期待できます。

Part 5: Campus Situation Topic: Problem / Solution
(学内での話題:問題解決)
繰り返しになりますが全体の流れの確認です。
(1) 画面に質問文が表示され、これを読み上げる音声が流れる
(2) Listening:学生同士の会話(60~90秒程度の長さ)
  会話の中では話者が抱える問題
  それに対する2つの解決策が述べらる
(3) 解答内容を準備(20秒間)
(4) Speaking: テーマに関して意見を述べる (60秒間)
  受験者は話者が抱える問題の概要を説明
  2つの解決策のうちいずれを選ぶべきかについて意見を述べる

Listening:
リスニングで最も重要な事は以下3点を必ずメモしておくことです
(1) Problem: 話し手は何が問題だと言っているのか?
(2) Solution 1: 解決策の一つは何か?
(3) Solution 2: 代案として提案されたもう一つの解決策は何か?
ここは基本かつ最も重要な部分なので必ず書き留めておきます。
※このパターンでない場合も、問題、解決案が3つのように示される基本的に同様のパターンが多いです

リスニングの流れの一例は、(M: Male, F: Female)
M: Problem 奨学金をもらっているため5個しか授業を取れないけどどうしても取りたい授業がある
W: Solution 1 学部長に相談してみたら?
W: Detail 1-1 positive aspect of the S1 特例を認めてもらえるかもしれない
M: Detail 1-2 negative aspect of the S1 他の人との公平さを考えると特例は難しそう
W: Solution 2 聴講生として聞いたら?
M: Detail 2-1 Negative aspect of the S2 それでは単位が認定されない
W: Detail 2-1 positive aspect of the S2 成績表よりも自分のために何を学ぶべきかを優先すべき

Speaking:
スピーチでの型は以下の通りです。
基本的にはPart 3と同様の対策でOKです。

型:
(1) The man’s problem is that...
(2) The two students discuss two solutions.
(3) First, … (35 sec)
(4) Second, … (30 sec)
(5) (explain reasons) 自分としてはどちらのアイデアがいいと思うか理由とともに説明
(6) That’s why...(0Secs)
※カッコ内時間は残り時間

参考URL:

TOEFL Speaking Question Help 5

Sample Questions Part 5
Sample Set 1
Sample Set 2

Part 6 Academic Course Topic: Summary

(授業に関する話題:要約)
繰り返しになりますが全体の流れの確認です。
(1) 画面に質問文が表示され、これを読み上げる音声が流れる
(2) Listening: ある用語や概念について、その例と併せて説明した講義(60~90秒程度の長さ)
(3) 解答内容を準備(20秒間)
(4) Speaking: テーマに関して意見を述べる (60秒間)
   受験者はListeningで述べられた内容を要約
   そこで挙げられた例と主題の関連性について述べる

Listening:
質問はほぼ以下の様な聞いた内容について具体例を用いて説明しなさいというものです
Using points and examples from the talk describe the danger of radon and how you can protect yourself from it.

リスニングで最も重要な事は少なくとも以下3点を必ずメモしておくことです
(1) 何が講義の主題か?(第一パラグラフの初めと終わりに特に注意)
(2) 具体例1
(3) 具体例2 
※場合によっては具体例3があることも多い

Speaking:
スピーチでの型は以下の通りです。
型:
(1)In this lecture, the professor talks about …
(2)Two points are explained
(3) First, ...
(4) Second, ...


参考URL:
TOEFL®TEST Speaking Question Help 6

Sample Questions Part 6
P1 http://www.youtube.com/watch?v=xmsJJRmVbX8 P2 http://www.youtube.com/watch?v=QRC5eHpGVUg 20 - 60

参考書籍:
TOEFL® テストスピーキング問題130 (旺文社)
TOEFL®TEST対策 iBTスピーキング (テイエス企画)

参考URL:
NoteFull
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