前回の③、④では、IELTSに大事なことは3つあり
(A) 英文を素早く組み立てる力(デリバリースキルと呼びましょう)
(B) 英語でのスピーチの作法を身につけること
(C)発音、流暢さを身につけること
とお話しました。前回までに(A)、(B)のお話をしましたので、今回は (C)の発音を以下で解説していきます。
これはIELTSでの評価項目としては4. pronunciationです。
IELTSは各セクションの単純平均でスコアが算出されていると推測されるので
発音が全く出来ませんというわけにはいきません。
発音でスコアをしっかり取る自信ありますか?
発音の授業をしっかり受けていない日本人には実は敷居が高いのです
良くLとRの発音が苦手で、LightとRightがごっちゃまぜということがありますが
私自身発音の重要さが分かっていなかった時期もありました。
しかし、発音は本当に大事なんです。
これは自分の母国語の例で説明された方が分かりやすいと思います。
アメリカ人が苦手な日本語の音に「かわいい」があります。
ローマ字で書くとKAWAIIなのですが、2重母音が英語にはないので、
II(いい)がいえずI(いー)になってしまいます。
そしてアメリカ英語では日本語の「あ」と「お」の中間のような音で発音され
この2つの区別はないのでKAが日本語のKOのように聞こえます。
つまり日本語の発音ができないアメリカ人はKAWAIIといったつもりが
KOWAI(こわいー)になってしまうんです。
これは大問題ではないでしょうか?
ナンパしようとして「きみ、かわいいね」といったつもりが、
「きみ、こわいーね」になるんですから。
日本人は逆に英語に存在する3つのあ CUT/COT/CATの区別ができません。
発音は、コツを知っていると簡単に発話できるようになるもののあります。
例えばLの音はNの音から練習すると出しやすいです。(参考ビデオ:Lの音を1分のビデオを見るだけでマスター)
発音はそもそもちゃんとできているのかできていないのか確認することがまずは大事です。
そこでお勧めしたいのは2つです。
一つは、グーグル音声検索の設定言語を英語に変えて
英文や単語を発話してちゃんと認識してもらえるかどうかを確認します。
rightとwhiteまたはyearとearなどを発話して試してみてください。
AndroidはもちろんiPhoneのGoogle Appsでもできます。以下にiPhone 4Sでの設定例を示します。
他のデバイスでも音声検索のアイコン等をクリックし
そこから「設定」へ
そして「言語」を選択
言語は「English」を選択します
もう一つは、English Centralです。
こちらはTEDやスティーブジョブズのスピーチを題材に発音の正しさのチェックができます。
使い方やインターフェイスが頻繁に変わるので少々使いずらい部分があるのですが、
無料で使える教材としては秀逸です。
当校でのご受講を検討いただける場合は発音講座をご検討いただければと思います。
もちろん、IELTSスピーキング対策講座(バリューイングリッシュ) もよろしくお願いします!
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