IELTSで7.0を狙うような人は語彙力は1万語彙を超えている場合が多いです。
一方でIELTS試験のスピーキングが苦手な場合は、知っている語彙は1万あっても、使える語彙が3000語彙に達していない時もあります。
1万語彙を使おうとするのではなく、3000語彙で良いのであれば、
処理すべき量は1/3以下なので大分楽になります。
ここで問題になるのがスピーキングでスコア7.0をとるのに、運用語彙が3000語彙でいいのか?ということなのですが、
前述の通り最低限の日常会話ができるレベルなのでこれでとりあえずは良いのです。
さすがにスピーキングセクションで7.0を狙うには3000語彙は少ないかもしれませんが、
無理に難しい単語を使おうとしてう~、あ~と詰まるよりはよっぽど良いです。
そして、会話中に使う語彙レベルとしてはざっくりというと
3000語彙で80%、7000語彙で95%以上、15,000語彙でほぼ100%です。
つまり3000語彙が反射的に出てくれば
スピーキングの試験中の80%は自然に対応できるのです。
であるならば、まずはこの会話の80%をカバーしうる最重要部分の
3,000語彙(20%)を重点的に対策すべきです。
しっかりアウトプットの練習に取り組み3000語彙が使いこなせる頃には
自身の処理能力が向上しているので、次に7000語彙レベルに処理能力を上げたいところです。
デリバリースキルを磨くには?
ここまで紹介したデリバリースキルを磨くのにお勧めの教材を紹介しておきます。
繰り返しになりますが、「知っている」と「使える」には大きな違いがあります。
この点を誤解されないように特に注意してください。
3000語彙レベル(英検級でいうと準2級程度)
または、
7000語彙レベル(英検級でいうと準1級程度)
または
これらの教材の使い方ですが、日本語を見て、英文がすぐに出てくる(1秒以内で発話する)ように丸覚えするくらいの勢いで体得していってください。語彙はもちろん、文法も一緒に学習していきます。この時、本当に丸覚えしたいのは、パターン(文法・構文)と語彙の使い方です。1つのパターンを覚えたら、その枠組みを他の場合でも使えるようにすることが大事です。このためには、例えば通勤電車の中で、つり革広告に出てきた表現を英語にしてみようとしてできない場合等に、これらの参考書に戻りどのパターンとどの語彙を使えば達成できるか確認するということができるようになると、丸覚えして体に覚えさせた表現が活きてくるようになります。
繰り返しになりますが3000語彙で会話の80%以上をカバーします。ここがしっかりしていないのに一歩上の練習をするのは非効率的ですのでまずはここの基礎力の土台をしっかり作ってください。次に7000語彙レベルのAll In OneやDUOで使われている語彙・文法を使いこなせるようになれば7.0は十分狙える基礎力があります。
もしよろしければぜひ当校のアイエルツ講座のご受講も検討ください
バリューイングリッシュのIELTSスピーキング対策講座
そのほかにもデリバリースキルを磨く講座をご用意しております
参考:伝える力を鍛える講座
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