英検®準1級ライティング対策「虎の巻」重要な点の解説

学長

英検®準1級ライティングを得点源にしたいのですがどうするといいでしょうか?

学長 堀場
学長 堀場

4技能のバランスが求められる中で、特に英検®準1級でライティングを得点源にしようという考え方は試験対策の観点からも、実用的な英語力を育成する観点からも良いアイデアだと考えます。

今回の記事では具体的に英検®準1級のライティングで高得点を取るために重要な点を解説します。

英検®準1級ライティング虎の巻を公開中です

バリューイングリッシュでも英検®準1級ライティング講座を開講しておりますが、5分で分かる英検®準1級ライティング対策虎の巻を公開しているので、お時間ある方はぜひ下記リンクをご参照ください。じっくり読んでいただいても15分はかかりません。

英検®準1級ライティング対策虎の巻

英検®準1級ライティングの対策法概要

虎の巻の目次は以下の通りです。

1. 準1級ライティングについて
1.1 求められていること
1.2 時間配分について

2. 構成と要素
2.1 書き方1:パラグラフの構成
2.2 書き方2:パラグラフの各要素(イントロ)
2.3 書き方3:パラグラフの各要素(ボディ)
2.4 書き方4:パラグラフの各要素(結論)

3. 1文ずつの英作文について
3.1 求められる語彙の難易度
3.2 求められる文法の難易度

このブログでは、上記ハイライトされた3点について概要を紹介します。

英検準1級ライティングの時間配分は?

どのような試験でも大切なことは時間配分です。特にライティングでは、徹底的に練習をしておけば、かなりシステマチックに、時間を正確にコントロールしながら対応していくことが可能です。

おすすめは、ライティングに20分、内容推敲2.5分、執筆15分、チェック2.5分です
内容推敲の時間が2.5分とすると、スピーチの構成を考えている時間はないので、型を覚えてしまっておく必要があることと、自分が述べたい結論(Yes/NoまたはAgree/Disagreeで答えられることが多い)をさっと決めてしまうことが大切なことがわかります。内容推敲を2.5分でこなせるかどうか、これは練習量にかかっています。

パラグラフの構成は基本通りに

当校の受講生の方は満点を結果として取れる方もかなりいらっしゃって、そのような喜びの声をいただくことは大変うれしくあります。

準1級のレベルのスピーチ、これは1級レベルでも大切ですが、まずは独自性を出すよりも、しっかりと基本の型を身につけることが大切です。英検協会は最近IELTSの受託をしていることからもCEFRへの準拠、IELTSでのスコア7.0/6.0など海外大学院留学のための英語力証明へのスムーズな連携が明確になってきています。英語ライティングは、このような観点から、英語での論文の書き方・基本につながっていきます。そのような基本の型をまず守ることが大切です。守破離の「守」を大切にしましょう。

与えられた語彙数120-150語彙を考えると、4つのパラグラフで構成します
「イントロ」、「ボディ1」、「ボディ2」、「結論」の4つです。
つまり2.5分で推敲するとは、この4つの枠に何を入れるか?決めるということです。ここで、え〜〜っと、、構成をどうしようかな??などと考えていると、絶対時間が足りなくなります。

イントロ:スタンスを明確に。
ボディ1:論拠をサポートする理由の1つ目
ボディ2:論拠をサポートする理由の2つ目
※ポイントで提示された情報もうまく活用
結論:再度、結論(スタンス)を述べる。うまくつなぎ言葉を使う。

準1級以降は、ライティング・スピーキング対策に力を入れるのも1つの手

英検準1級ライティングの模範解答をライティングチェッカーにかけると語彙レベルがどのくらいかご存知でしょうか?(※英検準1級合格のためには7500語彙が必要と言われています)

このように、実は3/4が中学レベル以下、残りの21%も準2級以下なんです。
模範解答をチェッカーにかけてこの結果です。
つまり、アウトプットの方は、「知識」としてい知っていなければならない膨大な7500語彙に比べて、「使える」語彙を増やしておけば得点源にできるのです。
この「使える」という状態に持っていくためには、とにかく練習が大切です。この練習量を重ねるにはオンライン英会話はオススメです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?英検準1級の対策のために何をしないといけないか?イメージを掴んでいただけたでしょうか?

より詳細の解法に興味がある方はぜひ英検準1級ライティング虎の巻」もご一読ください。また、バリューイングリッシュでは、英検準1級ライティング講座も提供しておりますのでご活用ください。英検準1級ライティング講座ではありますが、CEFR B2相当(例えばTEAPで満点を狙う)であれば、求められる要件は同じですので、他試験の対策(CEFR B2相当)の対策としても活用いただけます。


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