IELTS試験対策でもっとも大事なことは、何が出来ればよいのか?つまり採点基準を知っていることです。
これを意識せずに闇雲に練習するのは効率も悪いですし、時間の無駄になってしまう可能性も高いのです。
本日は、IELTSスピーキングの4つの評価項目のうちの1つであるFluency and Coherenceについてです。
IELTSの4つの評価項目とは、
- Fluency and Coherence (流暢さと内容の一貫性)
- Lexical Recources (語彙力)
- Grammar (文法)
- Pronunciation(発音)
の4つです。
Fluency and Coherence (流暢さと内容の一貫性)についてですが、British CouncilのHPでなんと親切にビデオで解説してくれています。ご存知でした?
↓↓これです

でも、英語なんですよね…
まぁ、英語の試験なんでこれくらい英語でがんばってみましょうっていう話ではあるのですが、そういってしまうとこのブログを書いている意味がないので、少しまとめておきます
- Speak at Length(適度な長さの文章で話す)
- Organizing ideas logically(論理的にアイデアを構成する。イントロ、ボディー、結論があるってこと)
- Appropriately signposting(次に何を話しますねと合図する。There are 3 reasons.. firstly.. secondly.. thirdly..ということ)
- express and justify opinions(まずはメインポイント、続いてちゃんとそう考える理由を相手が納得できるよう具体例で説明する)
- discuss and speculate about issues(トピックについて考えて、議論ができる)
- no long pause or repetition of expressions(同じ表現ばかり使わない、接続詞はandばかりとか、2秒以上間があくとかはダメ)
具体例で言うと例えば、
What do you do?
Poor: I am a teacher.
Good: I have been a high school mathematics teacher in New York for over 5 years
英語の試験ですので、こんな感じで話せるんですよとアピールしないといけません。
これは1文単位での流暢さですが、Part2でのスピーチの構成なども重要です

名古屋大 物理工学科卒、米国の大学院にて原子核工学修士を取得(アメリカ留学)。20代はGEやBCGといった一流外資企業で語学力を活かし外国人のエグゼクティブへ英語でのプレゼン経験も多数有。理系でありながら、実用英語技能検定1級、TOEIC980点、IELTS7.5点。著書: 一生食える「強み」のつくり方
今まで習得してきた「英語力(米国大学院)×財務スキル(GE)×戦略立案力(BCG)」のかけ算で、オンライン英会話学校バリューイングリッシュを設立。同校の学長を務める。多忙な留学・社会人生活の中でも、効率的に次々とスキルを習得する「学び方」のノウハウには定評がある。