IELTS(アイエルツ)ってAcademicとGeneral Trainingの2種類があるみたいなのですが、私はどっちを受験したらいいんですか?
こんにちは。IELTSについて気になってやまないコバシです。
IELTSの受験を考えたとき、参考書やらなにやら探しながら「どこから手を付けよう」と模索していると、きっと最初にこんな疑問にぶつかると思います。
この記事では、そんなIETLS(アイエルツ)初心者の皆さんにAcademicとGeneral Trainingの違いを解説します。
AcademicとGeneral Trainingってなに?
Academic(アカデミック)とGeneral Training(ジェネラル トレーニング)。
IELTSの参考書や対策本の表紙には必ずと言っていいほど、
「Academic」や「General Training」と書かれていることに気づくはずです。
え、IELTSに種類なんてあるの!? (´゚д゚`)
なんかAcademicの方が公式っぽい響きだけど、こっちでいいのかな?
でも、海外留学とかするわけじゃないし、英語力チェックとして力試しのつもりだったけど。
Generalって「一般的な」って意味?一般的なトレーニングって、なに?
え、結局どっち受ければいいの?
もうパニックです(笑)
そこで、一度落ち着いて調べてみました。
IELTS AcademicとIELTS General Trainingの違いとはいったい…
ちなみに、そもそもIELTSってなんだったっけ?となった方は、以下のブログをご参照ください。
AcademicとGeneral Trainingの違い
実はAcademicとGeneral Training、
“なぜIELTSを受験する必要があるのか”
という“目的”によって選択する項目が異なります。
IELTSの受験を考えている方で一番多い理由は、「海外の大学や大学院への進学」のためでしょう。
もちろん日本の大学受験や在学過程で必要になることも多々あります。(特に国際系の学部)
そして、他の受験理由として「海外への就職や転職、移住」を検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
「留学・進学」と「就職・移住」。
同じ海外渡航ではありますが、両者の渡航”目的”は異なります。
では、もう一度AcademicとGeneral Trainingについてみてみましょう。
公式サイトによると、両者の違いは、
Academic
→英語圏の大学や大学院などの高等教育機関や専門機関を受験する人向け。
より学問的な内容に特化した試験。
General Training
→英語圏の中学高校の受験や入学をする人、就職や職業訓練プログラムなどを受ける人向け。 最低限の日常生活や職場で生きていくために必要な内容に特化した試験。
→オーストラリア、カナダ、ニュージーランドやイギリスに移住をする人もこちらになる。
(公式サイトより…筆者要約)
そして以上に加え、次のようにも書かれていました。
「各機関によって必要なIELTSの選択項目は異なるので、必ず事前に「Academic」と「General Training」いづれの項目を選択すべきか受験先に確認してください」
つまり、「海外の大学や大学院への進学」のために渡航するなら「Academic」、「海外への就職や転職、移住」のために渡航するなら「General Training」の可能性は高いけど、例外もあるので事前に受験先へ確認してね!ということになります。
では、「確認する先がない人」はどうすればいいのでしょう?
たとえば、学校や職場がまだ決まっていない段階での受験、語学学校に通わないワーキングホリデー(通称:ワーホリ)の場合はどちらを受験するべきでしょうか。
筆者の個人的な意見としては、明確な目的のない受験なら「General Training」を選択してみるのはいかがでしょうか。
受験料はかかりますが、履歴書に書けるかな、くらいの軽い気持ちで受験してみるのもアリだと思います。
留学は決まっていないけど、もし渡航するなら大学へ行く可能性が高いかなと思う方は、力試しも兼ねて事前に「Academic」を受けてみるのも手です。
これだけ聞くと、
あれ?「General Training」の方が簡単なのか?(笑)  ̄ー ̄)ニヤリ
と、思ったそこのあなた。
そうとは限らないかもしれませんよ、、、?
ここから先はまた次回。
「Academic」と「General Training」一体どちらが簡単なの?
という点に着目してお話ししたいと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
② 「留学・進学」のためなら「Academic」
③ 「就職・移住」のためなら「General Training」
④ ただし例外もあるので、受験先には要確認。
今回はIELTSには「Academic」と「General Training」の2種類があるということをご紹介しました。
目的を明確にして挑めば、自ずと選択項目が決まるかもしれませんね。
IELTSはあまり耳馴染みがないという方もいらっしゃると思いますが、海外渡航や英語力測定における世界基準の語学テストです。
次回のトピックに加えて、今後は各技能(Reading、Writing、Listening、Speaking)の受験内容詳細や参考書などについてもお話できればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。では、また次回。
コバシでした。
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