この記事では、英検1級に合格した人の勉強方法をご紹介します。
二次試験対策のみでなく、一次試験の勉強方法も含まれています。
合格を目指して頑張っている方の参考になればと思います。あなたにぴったりの勉強方法がみつかるかもしれません。
こちらの「英検1級をこれから受験するあなたへ合格者からのメッセージ」と併せて読んでください。
英検1級 合格者29人の勉強法
2次対策としては ipad に自分の声を吹き込んで、英検2次試験と同じ要領で、タイマーで時間を測りながら録音し、終了後再生してどう聞こえるのかを自分で確認しました。自分で納得いくまで、場合によっては数日使って何度も繰り返しました。
また1次試験の勉強をしている段階で、1次試験の Writing で書かされる内容と似たような内容を、Speaking するような感じだと思ったので、書いた後、自分の文章を音読したり、模範解答を音読したり、時間を測って Speaking の練習を1次試験対策の段階から行いました。最近は、ニュースになったり、話題になったりした内容が題材として出題されることが多いようだったので、ニュースを見たり、定期購読して英字雑誌の”Time”を読んだりして、時事問題に関する情報や背景知識を身につけるようにしました。またその時事問題について自分はどう思うか、賛成か反対か、立場をはっきりさせて意見をまとめる練習をしました。(斎藤さん)
英検1級を受けた人のブログを読んで、使っているテキストなどを購入して問題を解いていました。特に大学受験用の長文は各大学の特色が出ていて面白かったです。
あとは、日本語の推理小説などを読むのが趣味なのですが、試験10か月前から日本語の本を読むのを禁止して、英語の本やニュースを聞くように強制的に英語に触れる環境を作ったりしていた。(細田みお様)
過去問を利用して、様々な分野のトピックについて自分なりのスピーチを作りました。
個人で練習する際は、基本のフレームを使って、時間内にスピーチを述べるようにし、講座の直後には、頂いたアドバイスをもとに、スピーチを練り直しました。友人に頼んで練習に付き合ってもらうなどして、試験直前はとにかく英語を使う環境に身を置くことを心がけました。(K.Mさん)
過去に出された問題を、毎日3つ、大学ノートに自分の言葉で書き出しました。学生なので、足りない知識は、日本語、英語共に勉強しました。
模範解答も参考にはしましたが、自分の言葉、知識が入っていないと、違う視点から指摘された時は焦ってしまい答えられないと思い、全て自分の言葉で言えるようにしました。そして暗記しました。これを面接までの2週間、毎日続けました。(本来なら、前もってやっておけばよかったのですが、学校の勉強などがあったので…。)そして、翌日のレッスンでは、自分の暗記したトピックスに近いものを選び、なるべく自分の得意な方向になるようなスピーチ、質疑応答の答えになるように心掛けました。また、2分間のスピーチの2分の長さを体で覚えました。とても良かったです。(N.Kさん 中3)
手に入る2014年までの過去問のすべてのトピックについて、背景知識を勉強し、自分の意見で200字くらいでスピーチを書き、添削に出して、それをタイマーで時間を測りながら何度も音読して、2分間とスピーチの流れの感覚を体に叩き込みました。バリューイングリッシュで実践的な練習をする以外は、スピーチ原稿と過去問のトピックをコピーしたものを持ち歩いて、仕事中以外は全ての時間(電車の中や移動中もタイマー片手に口パクで)スピーチに費やしました。面接の場で何も言えず気まずくなるのだけは御免だ!と思いながら狂ったように練習していました。(S.Oさん)
英検対策以外の普段の勉強はスピーキングの練習はバリューイングリッシュのレッスンのみ。
リーディングは優しめの洋書を読んだり、JapanTimesを読んだりしています。
リスニングはNHK NewsやCNN10などをポットキャストで聞いたり、NHKのラジオ講座を聞いています。
ライティングはFruitful Englishというところでメール添削を受講しています。
英検1級は2017年6月に1次試験に合格したもの、3回連続で2次試験に不合格でした。
そして1次免除の最後のチャンスは受験せず、という諦めモードだったのですが、SHOKO さんのブログに背中を押されて再受験しました。諦めなくて良かったです。(C.Wさん)
対策時間が限られていたため、スピーチの作成はまず日本語の原案を考え、Google翻訳を利用し、自分で若干手直しする方法をとりました。ただし、丸暗記するというよりは、原案に添って組み立てられればそれでOKというやり方で通しました。レッスンでの模擬練習では、同じ内容を2度スピーチしないようにし、持ちネタのバラエティを増やすことを心がけました。
レッスン後は、2時間ほど学んだことの復習をしました。具体的には以下のことをしました。
(1)教えてもらった語彙・発音・アクセントのまとめ(2)教えてもらった面白そうな話題でのスピーチ作成・練習(3)レッスンで出された質問への解答作成・練習(4)本番で不慣れなトピックが出た場合、強引に知っているトピックにつなげる方法を考える
レッスンで実際にした内容ははっきり頭に残るので得意分野になると思います。腹をくくって、トピックを限定して手厚く対策するため、上記(4)の方法を自分で考えました。
最後に、タイマーを2分間にセットしてスピーチを行う練習を1日10回程度しました。2分の感覚を肌で覚えることは重要だと思います。この練習を加えることで、講座をより良く活用することができると思います。(H.Eさん)
英語の読書が大好きな子なのですが、いつも小説ばかりです。
時事問題に少しでも強くなれればと思い、幅広い見識を深められるよう、こちらのサイトを上手に利用させて頂きました。
実践的なので、更なるレベルアップのためにこちらのサイトを利用させて頂きます。(Yさん母)
いろいろな分野のスピーチに馴れるため、1級2次対策のテキスト(一番薄いもの、『14日間でできる!』シリーズ)を一通りやりました。
やり方は、まず模範解答を手描きでノートに写し、それから
同じ設問に対する自分なりの答えを完成させる、というやり方です。
完成させたオリジナルのスピーチ集は、丸暗記するというより「(冒頭)スタンスの表明、サポート1、サポート2、結論」という流れをしっかり押さえながら、何度も口に出してリプロダクションしていく、ということを繰り返しました。(T.Mさん)
過去に出題されているようなトピックについて、
授業でスピーチにトライしたお題を、授業の後、必ずライティングで復習しました。
そして、先生に原稿をスカイプで送信し、私の音読を聞いていただきました。
ライティングでは、なるべく具体例を盛り込み、スピーキングでも活かせるよう記憶しました。
とは言え、ライティングの段階では、きちんと調べて英語で書きましたが、暗記はせずおおまかな情報を日本語で思い出せる程度でした。
それでも、全くやらないのとは雲泥の差があると思います。
またカードから自分でトピックを選ぶ際、どうしても得意な分野に偏ることが多いので、苦手な分野も一通り、目を通して、キーアイディアを2つは言えるようにしました。
自分でタイマーを持ち2分計測しながら練習すればいいとは思うのですが、一人ではなかなか、、、
この段階で、そこそこのスピーチができるなら、特別な授業は必要ありませんよね。
できないのは当たり前!と開き直って、先生の前で練習させていただきました。
先生方にナビゲートしていただきながら、自分のスタイルが固まってきたという感じです。
おかげさまで、何とか合格はしましたが、即興スピーチはやはり難しいです。
けれど練習が多いほど、その後の質疑応答で挽回できる可能性は高くなるような気がします。(T.Tさん)
3回目の授業ぐらいまで、スピーチの途中で止まってしまい、最後までまともに話すことができませんでした。とはいえ、英検1級のスピーチは、イントロ、ボディ、コンクルージョンの型さえ作れるようになれればなんとかなると思いましたので、過去問のトピックの中から一つ選び、時間を測ってまず本番同様1分で準備・2分のスピーチをし、その後反省を踏まえながらスピーチを書くという練習を25本分ぐらいやりました。
また、少しでもスピーチに使えそうな表現を身につけたくて、英検1級の
問題集CDにあった模範スピーチを、別のことをしながら何度もシャドウィングしました。
自分は科学系、医学系の知識が乏しいのでそれらは思いきって捨て、
社会系、特に教育や少子化などのトピックに特化した練習をしました。
トピックの分野は多岐にわたっていますので、ある程度得意分野を絞り込んだ方がいいと思いました。(T.Iさん)
過去の1級2次の過去問を入手して、ひたすら繰り返しました。政治関係が苦手なので、それらは避けました。
得意分野は教育、インターネット、科学、環境など。これらどれかに引っかかるであろうと願いながら練習しました。英作文も、30本?くらい書いたところで断念。辛すぎました。(笑)1級2次試験は、運が非常にかかわってくると思います。得意なトピックがないと、非常にあせります。心臓ばくばくします。運がいいと、得意なトピックが、2,3あったりしますが、全くない場合もあるので、それに備えて、即興で自分の意見を言う練習もしました。また、スピーチのあとの設問も非常に大事になってきますので、色々なアーティクルを呼んで、知識を増やすようにしました。(M.Kさん)
レッスン後にとりあげたトピックに関する英文を探して読んだり、周辺知識をインプットしたりしました。
本当はいろいろなトピックについてのサンプルスピーチを読んで暗唱したりするのがいいようですが、
私の場合はレッスンで取り上げた内容についてのサンプルスピーチを読んで頭に入れるぐらいしかできませんでした。(M.Hさん)
私は普段の生活では英会話をする機会が全くないので、
会話の機会を増やすために他の講座も併用しました。
私自身、発話は時間をかけて考えればできるとは思いますが、
英検1級の二次試験ではある程度の会話の瞬発力が必要ですので、
その点を改善することに力を注ぎました。
具体的には、スピーチの考慮時間を1分より短くして練習する、
英字新聞の記事を読んで講師の質問に即答する訓練をする、
(他校の講座でしたが)などです。
また、色々なトピックに対応できるよう、背景知識の収集に努めました。(M.Fさん)
私はいわゆる純ジャパで、スピーキングが苦手です。
1次に合格できるかどうか自信がなかったため、合格発表後にあわ
時間のある限り、Emz先生のクラスを詰め込みました。
1次の作文対策などで、トピックに関する知識はある程度ありまし
2分間のスピーチでは思ったことの半分も言葉にできない状態でし
とにかく準備期間が足りないので、レッスン前にはCDに合わせて
news や Podcast で、できる限り英語を耳から入れるようにしたりしていました。
ギリギリ合格したとはいえ、まだまだ実力不足なので、
なんらかの形で受講はつづけるつもりです。(S.Tさん)
1次対策としては、旺文社の「DAILY 30日間 英検1級 集中ゼミ」と「7日間完成 英検1級予想問題ドリル」をメインに勉強しました。ネット上のマテリアルとしては、「英検1級道場-奇跡の英検1級合格大作戦-」で、特に時間配分を事前に決めておくことを学び、それが見事に功を奏しました。英作文では、バリューイングリッシュのVOA講座の宿題で培った論理的な英語を書く練習が大いに役に立ちました。
2次対策は、ほぼバリューイングリッシュ(「虎の巻」含む)のみです。対策本も買うには買ったのですが、ほとんど使用しませんでした。
初めて二次試験を受けた際は一度もスピーチの練習を行わず、全ての項目で10点中6点と不合格でした。
今回体験版含め計13回×約2のスピーチ練習ができたこと、これに尽きると思います。結果、スピーチが8点と4項目の中で最高得点でした。ただ練習して終わりではなく、過去問題をトピックごとにノートに書き出し、それぞれのargumentとexampleをメモして整理したことも有効であったと考えます。
発信力の向上に、これからも無限の努力を続けてまいりたいと思います。(Y.Nさん)
私は社会人一年目です。忙しい一日の中で如何にして学習するかという点でみなさんのお役に立てるのではないかと思います。
実践したことは以下の通りです。
①過去問にある問題をすべて1分以内で考え2分スピーチしてみる。一日当たり5問、トピックカード一枚です。
②自分にとってどのトピックが苦手で得意かを炙り出す。
③弱点のある分野について”知識と教養の英会話”、”日本人のための教養ある英会話”、”英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング”、”英語で経済・政治・社会を討論する技術と表現”
などを読んで内容理解と知識幅の拡大を図りました。(N.Fさん)
①様々なトピックスに対してのアイディア不足…過去問を過去10年分を出力して、ノートに「教育」「ビジネス」などのジャンルごとにページを分け、それぞれのアイディアと理由を2つずつ書き出しました。(日本語で)
②ボキャブラリー不足…参考書などで紹介された社会問題等の単語や言い回しをノートに書きだして繰り返し暗記しました。
③一分間の時間内にスピーチを組み立てる練習…出力した過去問の5つのトピックスから選んで実際にスピーチを組み立てて2分間話す練習を時間を測りながら何度も繰り返しました。
①~③を繰り返しながら、Ems先生のレッスンを受けるという繰り返しを直前の2週間は重点的に行いました。(A.Kさん)
- 旺文社『14日でできる!二次試験・面接 完全予想問題集』の演習と復習
- 朝日出版社『CNNニュース・リスニング』でシャドーイングの練習
- 新しく学んだ英語表現をストックし、日本語を見て英語で瞬時に言えるようになるまで練習
- 日本経済新聞(紙面)・CNN(オンライン)を読む
- Podcastで『CNN News Briefing』を毎晩寝る前に聞く
- 時事問題の論点整理 問題となっている事柄・その原因・解決策をまとめる
- 二次試験の過去問を使って実際にスピーチの練習をする
(M.Oさん)
わたしが意識したことは、丸暗記しないということでした。それよりも一級面接の模範解答などから自分の口に馴染む汎用性の高いフレーズを仕入れ、単語を変えればスピーチ中に使えるようにトレーニングしました。またトピックは1問ずつノートに書き出し、スピーチで使えるネタを書き溜め見返すようにしました。試験まで1ヶ月を切ったころからは、過去問等からランダムにトピックを選び、2分間スピーチの練習を繰り返しました。その時も丸暗記ではなく、練習したフレーズや仕入れたネタを入れてその場でスピーチできるように意識しました。
質疑応答対策は、大きめの単語カードに予想される質問を書き出し、裏に解答を簡単に書いておき、どこでも取り出してランダムに開いた質問に答えられるようトレーニングしました。(A.Iさん)
最初の3か月は、市販のテキストと電子辞書を活用してひたすら英単語を学習しました。その後、過去問などで対策を行い、一次試験は2回目で合格。
二次試験に向けては、BBCのリスニングサイトや対策本などを活用して英語を発する練習を繰り返し行い、Value Englishで、本番を想定したレッスン7回を受講しました。
2次試験も2回目で合格したのですが、初回は、2分間スピーチで時間内に十分な準備ができず、また緊張感もあり、会話を自然に流すことができませんでした。
この反省を活かし、英語を喋る機会を多く持つと共に、新聞の社説で時事問題を確認しながら、設問の傾向とスピーチや英語フレーズのパターンを学習し、Value Englishのレッスンで本番と同様の意識で臨み、仕上げていきました。(Tさん)
Free-PhotosによるPixabayからの画像
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