英検®️1級ライティング・スピーキングにも効くコチラ、読んでみたら、自分は落とし穴だらけだった!(いつものように反省してます・・・)
著者紹介
佐藤誠司先生 東京大学文学部英文科卒業 私立中学・高校教諭などを経て、英語学習全般の著作活動を行 っている 著書に「SKYWARD総合英語」(桐原書店)など著書多数 (本誌より引用) 小池直己先生 広島大学大学院修了 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)の客員教授を経て、大学・ 大学院教授を歴任 「スヌーピーで学ぶ すぐに使える英語表現105」(祥伝者)など著書 390冊以上 (本誌より引用) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 今回ご紹介するこの書籍でも「話す力」「書く力」の」向上につながる「英語らしい文の作り 方」を指南しています! 英検上位級を目指す人でも文法・語法知識、そしてその運用能力は完璧ではないはずです・・ こちらの書籍で楽しく復習するのもいいですよね。
こんな人に
普段、英検の対策で、英作文を書いているけれど、自分の書いた英語が正しく伝わるのか、まったく自信がない・・・という人はいませんか? 今はAIが発達し、語法などは無料で直してくれるサイトを利用しているという人も多いですからね。でも、AIは完璧ではありませんし、場面や状況に応じた正しい表現方法まで直してはくれません。複数のAIを使用しても、つぎはぎ感が感じられるぎこちない「ヘンな英語」になることがあります。 英語の基本を再確認し、そんな「ヘンな英語」から卒業したい人にぴったり! また、英語文法書を読むと眠くなる人はいませんか?(ほら、ここにいるぞ!) 自分は本を読み、理解できない状態が5分以上続くと、すぐに瞼が重くなります・・・(ほら!) 映画を見ても、内容が理解できなくなってくると、同じ現象が起きてしまうのは何故だろう・・・ そんな情けない英語学習者に朗報!コチラの書籍、全然眠くなりません。(奇跡!) しかもどこから読んでもOK、忙しいビジネスパースン、子育て中の貴方、スキマ時間で大丈夫! 例文も短いし、極めて易しい例文の中に、重要エッセンスが詰まっています。 ついでに、そんな自分でも読みやすくて、よく利用しているのがこちらの参考書。理解できるので眠くなりません!(Kindle推奨・・・書店で見たら、恐ろしいほど厚かった!)
星6つ??
正しい文と非文を比較する
非文とは・・・簡単にいうと、「文法的に間違っており、文として意味が通じない文」と自分では理解しておりましたが・・
言語学上,許容されない文,逸脱した文は非文と呼ばれる.しかし,ある非文が文法的に逸脱しているのか,意味的に逸脱しているのか,判断の難しいケースがある
Keio University hellog~英語史ブログ
上記引用によれば、文法的逸脱ばかりではなく、意味的な逸脱も意味するようで、本誌ではその両方について豊富な例文で示されていました。 文法的には正しくとも、実際には使われない・使うと違うニュアンスとして相手に伝わってしまうなど、コミュニケーション上、起こりうる様々な例について解説しています。 クイズ形式だったら、もっとよかったかも・・・と少し悔やまれますが・・・ 非文(✖️)の理由を考える このオフィスには喫煙コーナーはありません。(024 There構文) ✖️ A smoking section isn't in this office. ◯ There isn't a smoking section in this office. ここで注意しなければいけないのは、「情報構造」で、冠詞を目印にして考えます。(これはわかっているんだけどね・・・) a/an は、新情報の目印、 theは旧情報の目印と考えれば、文頭に「新情報」を置くことは避けなくてはなりません。 となると a smoking sectionは「新情報」なので、文頭には置きません。これを避けるためにThere is/are+場所. の形を使うということ。・・・わかっていてもこのような文、平気で書いているような気がして怖くなりました・・・ 実は思い込みが多かった エンゼルスは私の好きなチームです。(550 主語の重複と動詞の一致) ✖️ The Angels is my favorite team. ◯ The Angels are my favorite team. 今年はShoheiが大活躍の年でしたね。ダブルヘッダーでのあの2ホームランも話題になったし、あのワンちゃんもめちゃくちゃ気になりますよね・・・ 自分はバッチリ、isの文を選択、どうしてareが正しいか、理由がわかりませんでした(またやってしまった・・・) the Angelsは一つのチームだが、形が複数形なので複数扱いするのが普通・・・(知らなかった) 絶対正しい、という思い込みは大失敗につながります。それは、正しいと思い込んでいるので、辞書などを引いて確認しないからです。これは非常に憂慮すべきことですね。
状況に合う英文を知る
こんなにニュアンスが違う 北海道は本州の北にある。(949 inの誤用) ✖️ Hokkaido is in the north of Honshu. ◯ Hokkaido is to the north of Honshu. 北海道!懐かしい!(冬が厳しすぎるので、もう戻らないという決意は固いけど・・・) ✖️の文が非文なのは理解できます。ところが解説を読むと、さらにこんな情報が! inは内部を表すので「青森は本州の北部にある」ならAomori is in the north of Honshu. 「〜の北に(接して)」ならon the north ofで表す。 ・・・ということは、 Oma Cape is on the north of Honshu.「大間崎は本州の北に接しています。(北のすみっこにあります?)」ってなるのかな?(大間崎は青森の北端にある岬) いずれにしても、in, to, onなど、前置詞のもつ意味合いには、もっと敏感になった方が良いですね。 カンタンな単語ほど間違えている この物語は事実に基づいている (598 theを入れるかどうかの選択) ✖️ This story is based on the fact. ◯ This story is based on fact. こちらも間違えました・・・自分は、factっていう語を見ると、すぐthe factというふうに書く癖があります。 解説を見てみると・・・ factは C(countable・数えられる) ,U(uncountable・数えられない)の両方の用法を持つが、事実とフィクションを対比する文脈ではU扱いする。the factだと、「その特定の事実」という意味になる なるほど! もちろん適当に冠詞を使っているわけではないことはわかっているのですが・・・ 長文を読むときにも、なぜfact(無冠詞)になっているのか、などを考えて読まないと、誤読の原因になることは間違いないですね。少しでも疑問に思ったら辞書を引いてみる、それが大事です。
英検1級(2018-1)★1次合格まで15回以上受検 ★1次合格後2次連続4回不合格 ★1次から出直し3回目で2次合格★合格までにessay118本書きバリュー講師から徹底的にフィードバック・発話練習を受ける★地方観光パンフ日→英などなど★英文法・長文読解など現在も猛烈学習中★
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