ライティング対策=英検合格とまで言われるほど、ライティングの得点は合否を分けると言われていますね・・・2024-1からは要約問題も出題されました。今後受検予定の方、ぜひお読みください。
英検とは・・・
英検®︎はご存知の通り、Reading/Listening/Writing/Speakingの4技能をバランスよく測れ国際標準CEFRのバンドスコアに対応しています。
準2級から就職や大学の入試、特待生選考、単位認定などで活用できる可能性がますます高まってきています。
英検の資格は、生涯有効なのが魅力的ですね!合格しても、勉強して英語力を落とさないようにしていきたいな、と思っていますけどね・・・まずは勉強しないと、ですね!
ライティング試験の重要性
2024-1からの変更点(重要!)
1)英検1級から3級のライティング問題が「2題」←NEW・1級/準1級/2級: 既存の「意見論述」に加え「要約」問題が追加 ・準2級 / 3級: 既存の「意見論述」に加え「Eメール」問題が追加
2)英検1級から準2級のリーディングの設問数を一部削除
英検では各級1次試験の合否をバンドスコアによって行っています。
スコアは4技能で均一に配分されているため、ライティングは1問であっても、スコアの配分は他の技能と変わらないということになります。
つまり・・・
1問の配点が大きいライティングは、英検攻略において非常に重要です。
私が受検したい準1級でも「要約問題が追加」されたことは知っていました。本当に怖いです・・・受検を迷っています・・・どうしよう・・・
合格に必要なスコア | ライティング スコア満点 | |
1級 | 2028 | 850 |
準1級 | 1792 | 750 |
2級 | 1520 | 650 |
準2級 | 1322 | 600 |
3級 | 1103 | 550 |
準1級・1級ライティング試験
準1級 composition
与えられるトピックに対して自分の考えとその理由2つを含む解答を求められます。
またトピックと共に与えられる4ポイントから、2つ選んで解答に含めるよう指示されます。
解答は導入、本文、結論の構造で書くよう指定されています。
解答の目安は120-150wordsです。
また、英検CBTにてオンライン受験をする場合は、1分間に30文字タイピングできるスキルがあれば解答に支障はありません。
ストラクチャーの指定、これは英語ライティングの型を学習することで、将来英語を使って仕事をするための準備をさせてくれている、とも言えますね。やはり英検は日本人全体の英語力を底上げするために、こういった試験を課しているとも言えると思います!
次は、2024-1からスタートしたsummary問題です。
2024-1準1級問題(summary)に挑戦!
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2024-1-1ji-p1kyu.pdf
Suggested length: 60-70words
Free lunches are available to students at some schools. Supporters of free lunches hope this should continue. One of the advantages is that free lunch provides nutrition which has a positive impact on students' academic skills. Also, the program provides parents with more time to work and other household chores. However, schools face the burden of preparing students' lunches every day. Besides, leftover issues need to be addressed. (68 words)
書いてみたら、内容を捉えて、どんどん削ぎ落としていくことが必要だと感じました。そうしないと70wordsには収まりませんね・・・恐るべし要約問題・・・
しかしながら、上位語を使う必要もなく、簡単な表現で大丈夫なので、練習すれば書けるようになる!と実感しました。
普段、English Composition(従来の英作文問題)を練習していればそれほど怖くありません。(ただし時間制限がありますから、短時間に書けるようにしておく必要があります。)
練習すれば、できるようになるのですね!それは安心です〜。ちょっとだけやる気が出てきました!(ちょっとだけです・・・)でも書いてみないことには、できるようになりませんよね。頑張ってみようかな?
1級composition
与えられるトピックに対して自分の考えと理由3つの解答を求められます。
解答は導入、本文、結論の構造で書くよう指定されています。
準1級のようにポイント(観点)が与えられないので、「ヒントが無い状態で作文する必要がある」?ともいえますね。
解答の目安は200-240 wordsです。
ポイント指定無し、ということは、内容を自由に考えて良いということですから、書き慣れてくると、ポイント指定無しの方が書きやすいですよ!
さて、次はsummary問題ですよ。
2024-1 1級要約問題(summary)に挑戦!
https://www.eiken.or.jp/eiken/exam/kakomon/2024-1-1ji-1kyu.pdf
Suggested length: 90-110words
In urban cities, population growth has occurred. Critics claim that one of the reasons for this is that there are more appealing prospects in terms of education, employment, and lifestyle. Disadvantages in these urban areas, however, need to be considered, such as jam-packed commute trains, and shortages of housing and public facilities. In addition, even after dealing with those issues, the lack of land remains unresolved. According to some cities, reclamation can be a silver bullet. Nonetheless, one of the drawbacks needs to be addressed. Developers may be required to spend additional funds to address the land's vulnerability, which may damage the buildings located on it over time. 108words
こちら1級は、それほどゴリゴリの削ぎ落とし感はありませんでした。しかしながら、これを20−25分で仕上げるのはなかなか難しいと感じました。
一番大事なのは、どれだけ早く要旨を掴むか、そして、いかに簡単な英語でまとめるか、というところでしょう。
時間があればできるものでも、制限時間内に仕上げなくてはいけないのが試験の難しいところです。やはり練習は必要だと感じました。(上記要約、内容に関しては、不十分な点もあることをご承知おきください)
1級なんてまだまだ先のことだと思っていますが、準1級に合格したら、次は1級を目指したいと思っています。今から少しずつ勉強すれば、突破できるのかな?と思えてきました!
採点基準と注意点
公式サイトでは、採点基準となる4つの観点が公表されています。
4つの観点は「内容」「構成」「語彙」「文法」です。
つまりcompositionでは、自分の主張を正しい語彙で、またsummaryでは、各段落の内容(主張)を複数の文構造を交え、論理的に答える必要があるということなのです。
でもでも、英作文のテンプレート(型)を使ってライティングの練習をすることで、確実にスコアを伸ばしていける試験とも言えますよ。ライティングで「無双」して合格した方もいますね・・・本当は全体のスコアが良い方がいいに決まっていますけどね・・・
ライティングで高得点を取るためには練習が必要です。
バリューイングリッシュでは2級、準1級、1級のライティングテスト対策講座を提供しています。ライティングはなかなか自分で勉強するのが難しい分野です。現在はChat GPTなど優良なAIを使ってフィードバックをもらって学習する方法もありますが、まだまだ完成度は高いとは言えないようです。
バリューイングリッシュは英検1級を中心に英語資格対策に強いオンライン英会話学校です。少数精鋭のスキルの高いフィリピン人講師と一緒に英語のレベルをアップさせましょう。