本記事ではバリューイングリッシュの学長堀場の経歴を紹介させていただきます。バリューイングリッシュのコンテンツを監修する傍ら、2020年現在ミネルバ大学大学院で勉強も続けています。
バリューイングリッシュ学長の堀場です。COVID-19の影響で世の中は大変な混乱の中にはありますが、オンライン教育に携わる身として、何としてもより良い21世紀の教育を実現せねばならないという使命を感じております。
おかげさまで、現在、バリューイングリッシュの受講生も対前年比で見まして大きく伸びる成長フェーズに入ってきております。そのような中で、受講生の皆様と”Lifelong Learning”を共に探求していくためにも、学長の私自身がどのようなことをしてきたのか?知っていただくことも価値があると感じ、今回ご紹介させていただくことにしました。
人生100年時代を楽しく生き抜くためにどう「学び方を学ぶ」のか?どうしたら楽しく一生学びつづける習慣が身につくのか?英語学習を通じて皆様と共に学んでいけたらと考えています。
20代 アメリカの大学院を卒業するが BCGでボコボコにされトイレで泣く

2001年 名古屋大学卒業
2003年 North Carolina State University 卒業
⇒ここまではバリバリの理系(専門は原子力)でした。
英語ができなかったせいで、希望する大学に入学できませんでした。
この時の英語コンプレックスが今、バリューイングリッシュや日本の英語教育改革に情熱を燃やしている原点です。
もともと行きたかった京都大学に落ちたのもあって、とにかく得意な勉強でも一番になれないコンプレックスに悩まされた時期でした。この頃に英検1級も取りました。
2003年 General Electricの日本支社にCTスキャンのエンジニアとして入社もすぐに文転。
FMP(Financial Management Program)というリーダーシップ・プログラムを修了します。
2007年 Boston Consulting Groupに転職。
2年間がんばってみたものの全く成果が出せず、心折れて逃げ出します。
⇒性格的に日系企業は無理!というのがあって、最終的にキャリアをいわゆる外資系でスタート。
当時GEは世界で最も称賛される企業に5年連続で選ばれ、その中でもバリバリのエリートコースがFMP⇒CASというキャリアでした。
そこから外資コンサルへ。そもそもなかなか入れない企業なので、この時には学歴のコンプレックスは解消されたのですが…BCGでボコボコにされたことで、仕事ができないのが悔しくて会社のトイレで夜中に泣いていたら、20代の終わりを迎えることになります。
30代 日系メーカーに就職、VE創業、ソフトバンクアカデミア入学、出版

2008年 日系メーカーに転職&バリューイングリッシュ創業
⇒就職時代も実は氷河期と言われる世代なのですが、なんとBCGを首になったころサブプライムショックがやってきます。仕事は辞めたのに、一生懸命貯金したお金を投資に回したら一週間でLEXUS1台買えるくらいの含み損が出ます。
まさに泣きっ面に蜂とはこのことだと思いました。しかし、全体的に運がいいのか、採用凍結直前に、日系メーカーに転職。
外資での敗北感いっぱいで、南の島(フィリピン)に行きました。ここで、マニラのストリートチルドレンからスリに合いそうになるのですが、この子たちがスリをしていない時の笑顔を見た時に、心折れている暇があったらもっと自分にできることを精一杯やろうと気づかせてもらえます。そしてバリューイングリッシュもゼロから立ち上げます。現地で忠内とも出会い、Emsは実はこの創業当初から一緒にいてくれる先生です。
2011年 ソフトバンクアカデミアへ入校
⇒この頃ソフトバンクの孫さんがアカデミアを始めます。1万人以上応募があったそうですが、100名の外部一期生の1人に選ばれます。同期には、Groove Xの林要さんや、みんチャレの長坂剛さんなど今思うと、その後すごい起業家になっていく人たちがいました。2年目には、年間総合順位4位を取りしましたが、ソフトバンクグループの経営者にはしてもらえませんでした。
2014年 初の著書執筆 一生食える「強み」のつくり方
⇒この頃のビジネス書ブームに乗っかり出版しますが、全然売れませんでした…その後、周りでは、出版セミナーの同期の塚本亮さんは超売れっ子に。
アカデミアで同時期に切磋琢磨させていただいた、前田鎌利さんや伊藤洋一さんも超売れっ子に。
何かに挑戦すればするほど、周りで成功する方がいると、正直その光と影に嫌になった時期です。
この頃一番良かったのは、「ホンモノに本来の輝きを」という本にも書いた自分の価値観ができたことです。もったいない(MOTTAINAI)は英語にもなっていますが、「英語ができないだけで一流のエンジニアが世界で戦えないなんておかしい⇒なんとかしてみせる!」という、何がしたいのか?というのが(かなりの時間を要しましたが)見つかった時期です。
2017年 OHAGI3という飲食店の参謀として参画
関東ですと、浅草・南町田に店舗がありますのでぜひご贔屓にお願いします。
この頃ひふみ投信の藤野さんが始められた投資塾にも通いました。スキル面で戦略参謀というのが性に合ってるなぁと、おぼろげに見えてきた時期です。
40代 ミネルバ大学大学院にて勉強中 教育の改革を志す
2019年 ミネルバ大学大学院合格・入学
教育産業に関わっていること、オンライン教育のポテンシャルに興味があったことと、自分の子供を入れるならミネルバ大学に入れたい!という思いがあり、無料で試験を受けられることもあってまずは受けてみようということで受けてみます。
試験などの分析は得意分野なので子供(まだ小2なんですが。。。)が10年後にミネルバみたいな大学に入学するためには何を求められているのか?知りたくてしょうがなくなり受けました。
受けたら受かったので少し悩んだのですが、通うことにしました。
今は、サラリーマンの仕事をしながら、2児のパパをして、バリューイングリッシュの学長、OHAGI3の社外取締役、さらにミネルバ大学の大学院で勉強中です。
なんとかなっているのは本当にこんな私をチームメンバーとして受け入れてくれる仲間と、一つのことに集中するのは苦手ですがいろんなことを効率良くやる(うまくやる)のが得意なおかげだと改めて実感しています。
バリューイングリッシュの受講生の皆さんとは一緒に「効率良くやる(うまくやる)」ことや「21世紀の教育」について一緒に学んでいけたらなと思います。

名古屋大 物理工学科卒、米国の大学院にて原子核工学修士を取得(アメリカ留学)。20代はGEやBCGといった一流外資企業で語学力を活かし外国人のエグゼクティブへ英語でのプレゼン経験も多数有。理系でありながら、実用英語技能検定1級、TOEIC980点、IELTS7.5点。著書: 一生食える「強み」のつくり方
今まで習得してきた「英語力(米国大学院)×財務スキル(GE)×戦略立案力(BCG)」のかけ算で、オンライン英会話学校バリューイングリッシュを設立。同校の学長を務める。多忙な留学・社会人生活の中でも、効率的に次々とスキルを習得する「学び方」のノウハウには定評がある。