バリューイングリッシュの学長の堀場です。
当ページでは、バリューイングリッシュのカリキュラムの全体像をインターナショナルに活躍するために求められる英語力と関連させながら紹介していきます。
当校は英語試験対策専門校ですので、英語力の達成目標とカリキュラムを相関づけております
英語の到達段階(レベル分けについて)
英語の到達度やレベルを測る尺度としてはCEFR(セファール)があります。当校でもこのCEFRを基本にレベルを設定し、それぞれのレベルに合わせて講座を用意しています。近年では、英検協会もIELTS試験の受託(日本での試験の運営)を受けた頃から、英語の4技能やCEFRを意識した設計になってきています。
CEFRについて簡単に解説しておくと、Common European Framework of Reference for Languagesの略で、陸つなぎで多言語国家の欧州では、国をまたいで仕事をすることもあり、もちろん仕事と語学力は直結します。そうするとある言語でどのレベルか?(具体的には仕事する上で支障がないのか?)という観点での証明やレベル分けが必要になってきます。その点からも英語のCEFRを見れば、実用的な英語力は如何ほどか?測定するための指標として有益であることが分かります。
CEFRと語彙力、英検級、IELTSスコアなどの相関は下表を参考にしてください
英語の到達レベルと必要な学習時間
レベルを大きく初級、中級、上級に分けると下表のようになります。
押さえておきたいポイントは、学習時間の観点から見ると
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- 日本人が全くのゼロから英検1級(CEFR C1)レベルへ到達するのに必要な英語の総学習時間は3,000時間程度(1,700時間+1,200時間=2,900時間)
- 初級(英検準2級、CEFR A2)までは450+450=900時間
- 中級(英検準1級、CEFR B2)までは1,900時間(初級からは1,000時間)
- 上級(英検1級、CEFR C1)までは、2,900時間(中級から1,000時間)
- 各レベルの学習時間はおよそ1,000時間ずつ程度
※英語の学習時間と学習年数について(作成中)
また、英語のスキル面からみると
- 初級(英検準2級):ネイティブの5~6歳児の会話力レベル
幼児の語彙力は年齢×年齢×100で近似できるという研究があります。つまり、5歳なら5x5x100=2,500語彙。5歳児(年中さん)を想像してほしいのですが、言葉だけでのやり取りが可能です。つまり、準2級の4技能英語力があれば5歳児並みに話せるということです。これは、Non Nativeに対して十分な配慮があれば英語での意思疎通が十分に可能であるということです。これ以降のレベルは英語だけでの学習が可能です - 中級(英検準1級):日常会話は全く問題がないレベル
語彙力でいうと7,500語彙、これは日常会話の95%以上をカバーします。つまり海外で生活する上で不自由なく会話ができるレベルです。ニュース記事を読むなどには辞書などは必要です。会話は相手の特段の配慮がなくても日常会話は可能です。なお2020年以降の大学入試英語改革ではこのレベルが満点相当に設計されています。 - 上級(英検1級):米国・英国の大学院に留学が可能なレベル
英検1級(IELTS 7.0)は、英国・米国の多くの大学院プログラムに入学が可能なら英語力です。つまり、この英語力があれば、海外の大学で学べる基礎力があるということになります。日本人が目指す1つの英語力の到達点です。
※各レベルの詳細(Can do)(作成中)
バリューイングリッシュのカリキュラム
上級(~英検1級)
英検1級対策講座
初級(~英検準2級)
QRトレーニング(目標:準2級)
バリューキッズ(初・中級 / 目標:英検5級)
バリューキッズ(中・上級 / 目標:英検3級) ※準備中
全レベル対象
発音講座
その他のお役立ちコンテンツ
学長作成の英語が話せるために大切な3つのこと
実は簡単!LとRの発音
語彙力に関して (作成中)
バリューイングリッシュの受講生の声

名古屋大 物理工学科卒、米国の大学院にて原子核工学修士を取得(アメリカ留学)。20代はGEやBCGといった一流外資企業で語学力を活かし外国人のエグゼクティブへ英語でのプレゼン経験も多数有。理系でありながら、実用英語技能検定1級、TOEIC980点、IELTS7.5点。著書: 一生食える「強み」のつくり方
今まで習得してきた「英語力(米国大学院)×財務スキル(GE)×戦略立案力(BCG)」のかけ算で、オンライン英会話学校バリューイングリッシュを設立。同校の学長を務める。多忙な留学・社会人生活の中でも、効率的に次々とスキルを習得する「学び方」のノウハウには定評がある。