Nana講師と勝ち取ったステッソン大学ロースクール合格

IELTS対策(主にスピーキングについて)

先日お客様から嬉しいご報告をいただきました。司法書士をされている豊田智圭様から、アメリカのステッソン大学ロースクールに合格されたというご報告です。バリューイングリッシュではIELTS対策講座をご受講いただきましたので、ご感想等いただきました。IELTS対策講座を受講中の方、留学を考えられている方、参考になる点が多数ございますのでぜひご覧ください。

IELTS対策講座をご受講いただきましたが、ご感想及び授業の予習復習の仕方について教えてください

授業としては主にスピーキングに重点を置いた対策をしていただきました。けれども、平成29年10月下旬頃に初めてIELTSの存在を知っため、テストの要領自体が全くつかめていない状況でした。そのため、Nana講師に各セクションのテストの流れやコツなどを逐一教えてもらい、スピーキング以外の部分でも助けていただきました。

私は長文の聞き取りが非常に苦手でしたので、予習としてBBCニュースやIELTSのリスニング問題などを何度も聞き、質問内容を聞き取れるように練習していました。加えて、スピーキングの2分間スピーチ及びディスカッションのパートについては、どんな問題が出されても万遍なく答えられるように素材を準備し、授業に臨むようにしていました。復習ではNana講師からも何度もアドバイスをいただきましたが、とにかく声に出して練習し続けていました

当日は、最終グループだったこともあり、本当に緊張してしまい、面接官からも心配されるほどでした。それでも、結果としてspeaking band score 7.0を取得できたのは、Nana講師のアドバイスどおり、こつこつと練習を続けてきた結果だと思います。加えてこれはアドバイスにもなりますが、とにかくゆっくりと、正確な発音で話すことを心がけることがスコアに結びつくと思います。私は帰国子女でもなく、留学経験もないため、発音には自信がありませんでした。そのため、ゆっくり話すことで焦らずしっかりと発音することができますし、単純な文や単語ではなく、少し高度な文法や単語を使って、一文を長めに話すようにしていました。

Nana講師との二人三脚で合格をされたとのことですが、Nana講師の魅力を教えてください

ほかの講師の先生の授業を受けたことがないのでわからないですが、Nana講師は、適格なアドバイスだけでなく、いつも最後まで私の話しを聞いてくれます。Nana講師は私の苦手な分野に重点を置いてトレーニングをしてくださったので、25分は本当に実のある内容でした。大学院の出願締切の関係で、予定より1か月ほど早くIELTS試験を受けないといけなくなったときは非常に焦りましたが、試験前日にmock testを実践していただき、背中を押していただいたことはとても心強かったです。

海外の大学院を目指している方に、学習方法などアドバイスがありましたらお願い致します

IELTS試験のスピーキング以外は、自分で管理して勉強しないといけなかったのですが、初めてでよくわかっていないため、とりあえず休日に図書館に行ってリーディングやライティングの問題集を借りて数をこなしていました。時間との勝負だと思うので、常に時間を計って訓練していました。やっと時間内に解くことができるようになったのは、実は平成30年2月中旬頃くらいでした。

運よく、平成30年3月3日に初受験したIELTS試験でoverall 6.5を取得できた直後、出願書類などを作成、必要書類を集め、推薦状の依頼をお願いしたりと、結果が出て安心している暇もありませんでした。早めの受験日に変更したにもかかわらず、結局は締め切りまでぎりぎりでしたので、大学院を目指されている方は予定だけはきっちりと管理されたほうがいいと思います。

私は自分の勉強したい分野が決まっていたので、直接大学院側に連絡をし、時には教授からアドバイスをもらうことができました。そのため、大学院側のプログラムコーディネーターの方の非常に丁寧なアシストがなければ、スケジュール管理どころか、プログラムの内容さえ曖昧のままだったと思います。Virtual Fairなど、直接大学院側と連絡がとりあえる場面はありますので、積極的に参加して個別に相談してみてください。

そして、さらに運よく、今回、大学院側から奨学金を一部いただけることが決定しました。あわせて奨学金授与を目指されている方は、大学のGPAを少しでも高く残すことができるように、英語の試験以外の部分でも頑張ってください。これはあくまで主観ですが、私については、もしかすると、職歴やスキルよりもGPAが重視されたのではないかと思っています。

今後の目標を教えてください

私の場合、今後の展望として、米国弁護士を目指しているわけではなく、新興国のリーガルアドバイザーになりたいと思っていますので、大学院の修士課程を終えたら、外務省ロスター制度に登録する予定でいます。先進国だけでなく新興国においても高齢化社会を迎える今、今後は新興国のエルダー・ローの法整備支援ができればと思っています。そのためには、今の日本の法制度だけでなく、日本にはまだ存在しないエルダー・ローが存在するアメリカの法事情を知る必要がありました。

今回入学許可を得たコースはオンラインで受講が可能ですので、基本は日本で仕事を続けながらLIVEで受講することになります。最終目標であるロスターで選ばれたら、そのときは今の仕事から離れることになりますが、それまで十分に日本で実務経験を積みながら、エルダー・ローに強いステッソン大学ロースクールにて新たな知識を吸収したいと思っています。

日本と新興国の高齢者分野の架橋になることが将来の目標ですので、実は、まだまだスタートにも立てていないのが実状です。けれども、今回の入学許可が次へのステップに繋げられたと思っています。この度は、ありがとうございました。


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