2020年度の大学入試で導入される予定の英語ライティングとスピーキング試験。ところで2020年に導入される試験はどんな試験になるのでしょうか?
実は世界的に英語力を測る試験といのうはそれほどパターンが無く、2020年度に導入されるであろうスピーキング試験もおおよそ予測できます
英語力を測定する試験で一番信頼できる2つの試験は、TOEFL(アメリカのETSが実施)、とIELTS(British Counselが実施)です。
今は、IELTS/TOEFLのどちらでもイギリス、アメリカの大学にほぼどこでも応募できます
これらの試験、及び英検1級を含めてスピーキング試験のフォーマットはほぼ同じです
それは、1分考える時間を与えられて、2分間話すというスタイル
基本はこの考える時間を与えられて、スピーチにまとめるというスタイルを2020年度の大学入試でも踏襲すると考えられます。但し、IELTSやTOEFLは大学院・大学に留学するに相応しい英語力を見るのでCEFRでC1レベル(英検1級レベル)を測定することに重きを置いています。一方で大学入試では満点をCEFRでB2 (英検準1級)レベルに置いており、さらに英検3級程度のレベルまでのスコア分類が行われると予測されます
まずは準1級、または2級レベルの受験者を測定するため、30秒考えて、1分話すという試験を実施
それに加えて、準2級、3級レベルを判定するために、基本的な短文Q&Aの試験(スピーチがしっかり作れない生徒向け)が実施されると予想されます
実際にはTEAPという2020年度の大学入試にむけた候補試験ではこの形式が取られています
ところで、CEFR C1, B2, B1, A2というのはどれくらい話せるのでしょうか?
以下の英検協会のサイトが参考になります
ぜひとも皆様にご理解いただきたいのは、英検協会自体がIELTSを請け負っており、CEFRを意識した取り組みを実施していることです。英検1級の試験に奇問が出たのははるか昔の話でいまや英検は3級レベルからライティングも導入されており4技能試験への対応をCEFRに準拠する形で進めています。このような情報からも2020年度の英語試験のあり方を予測することが可能です
バリューイングリッシュでは、英検1級2次試験対策講座での長期の実績があり、受講生からも大変好評をいただいております。英検1級2次試験の指導が出来るレベルですので、当然準1級にも十分対応できます。

名古屋大 物理工学科卒、米国の大学院にて原子核工学修士を取得(アメリカ留学)。20代はGEやBCGといった一流外資企業で語学力を活かし外国人のエグゼクティブへ英語でのプレゼン経験も多数有。理系でありながら、実用英語技能検定1級、TOEIC980点、IELTS7.5点。著書: 一生食える「強み」のつくり方
今まで習得してきた「英語力(米国大学院)×財務スキル(GE)×戦略立案力(BCG)」のかけ算で、オンライン英会話学校バリューイングリッシュを設立。同校の学長を務める。多忙な留学・社会人生活の中でも、効率的に次々とスキルを習得する「学び方」のノウハウには定評がある。