【2020年度英語大学入試改革】民間試験・資格活用ガイドライン案公表

2020年度大学入試改革(英語)

大学入試センターは、2020年度大学入試改革より採用される英語4技能を測定するための民間英語資格・検定試験の活用において、23の資格・検定を公表しました。

今回の大学入試センターの発表や、国立大学協会による「大学入学共通テストの枠組みにおける英語認定試験及び記述式問題の活用に関するガイドライン」で分かったことは、いずれの試験にせよ、すべての試験をCEFRをグローバルな基準(ものさし)として相関を取り、CEFRに沿った形で評価するということです。

これは、当初バリューイングリッシュでも予測していた通りでした。当校としては、今まで10年間提供している英検やIELTS対策で2020年大学入試で満点(CEFR B2、英検準1級レベル)を取るのに十分な対策を取ることが可能です。

【23の民間試験(主な試験)】
・ IELTS
・ TOEFL iBT
・ 実用英語技能検定1~3級
・ ケンブリッジ英語検定
・ その他、TEAP、GTECなど

【ポイント】
・ 2024年以降は、英語4技能を測定する試験に完全以降の予定
・ 大学入試センター認定の23試験はすべて対象
・ 各試験はCEFRによる対照表に基づき相関が取られる

【学長の考察】
民間試験としては23の試験が認定されていますが、英語の4技能を学び測定するならば、やはり「お得な試験」を探すことなんかに時間を使うよりも定番の試験を活用するのが最も賢いと考えます。

王道は、CEFR B2レベル(英検準1級レベル)までは、英検を活用、それ以上のレベルを目指す段階では、IELTS/TOEFLを活用することがベストです

英検は、IELTSの日本での実施を受託していますが、IELTS/TOEFL自体がCEFRに準拠した試験ですので、当然実用英語検定もこれに順ずる形になります

実際に英検対策講座を提供していても英検の変化を強く実感します。IELTSやTOEFLは基本的にアメリカ、イギリスの大学・大学院に留学するための試験でCEFR B2(準1級)またはC1(1級)かどうかを測定するための試験です。このレベルは、グローバルに英語力を証明できるIELTSやTOEFLを取得するのがベストです

では、英検はどこをねらっているかというと、このレベル(準1級)以上の日本人は非常に少ないのが現状です。また大学入試英語試験では、当面は準1級レベルが満点となります。であれば、IELTSなどのノウハウを吸収し、大学入試(日本でもっとも大きい試験マーケット)を取りに行くのが賢いビジネスモデル。3級(CEFR A1)~準1級(CEFR B2)を強化してきたと考えられます。

当校の英検準1級ライティング講座、英検準1級スピーキング講座は、講師も英検1級2次試験対策が可能なレベルなので、2020年の大学入試ではもちろん満点を取れるレベルまでの対策が可能となります。


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