【英検1級対策】③スピーチの作り方


<1分の準備は何をするべきか?パート2>

★残りの50秒で、スピーチを練る!★

スピーチにも、守らなければ行けないお作法があります。

スピーチのおおまかな流れ
①トピックを選ぶ
②[Yes]か[No]を選ぶ
③フレームワークに従い、スピーチを作る


①トピックを選ぶ
⇒前回の記事▶▶「【英検一級対策】②トピックの選び方」参照

②[Yes]か[No]を選ぶ
例えば下記のトピックでYesを選んだとしましょう。

1. Are people today too reliant on what the “experts” say?

③フレームワークに従い、スピーチを作る

”イントロ”、”ボディー”、”結論”
もしくは”PREP”といった基本のフレームワークに従い

基本通りのスピーチを作り上げます。(詳細は後述)

ここのポイントは、しっかりたくさん練習しておいたいつものパターンで
枠にスピーチの内容を埋めていく感じでスピーチを構成しておくことです。
これを守ることでスピーチの練習を効率良くすることも可能になります。

つまり
”50秒をじっくり使って、お決まりのスピーチの枠に何を入れるかを考えていく”
それが50秒を使ってやる事です。

 

<2分のスピーチを作るとはどういう事か?:英語スピーチの型とお作法>

さて、1分の準備期間が終わってついにスピーチです。

2分のスピーチってどれくらいの長さか分かりますか?

CNN Newsが読まれるスピードがだいたい200 wpm(語/分)です。
200 wordsというのはおよそA4に半分程度の量です。

VOAという英語学習者用のオーディオは100-130 wordsでいわれています。
相当早口の人でない限り試験では緊張もしますので、このスピードになります。

つまり、2分のスピーチというのはA4半分程度の原稿に相当するスピーチを考えるという事です。

 

どれほどの量のスピーチを作らないといけないか分かった段階で次にするのは
スピーチの枠を埋める事です。

スピーチの枠は、以下の通り。

ーーーーーーーーー
イントロ①:スピーチへの入り
イントロ②:結論をほのめかす(はっきりいってもOK)

ボディー
パターン①: 一つ目の理由として、二つ目の理由として、三つ目の理由として…というリスティング
パターン②:こういう考え方(反対意見を先に説明する)+具体例、でもやっぱりこうでしょ+具体例という比較手法

結論①:自分の主張(メインアイデア)を再度しっかり伝える(メインポイントの主張)
結論②:相手が意見を言いやすいように議論の発展に関して言及してスピーチを終える(展開)

ーーーーーーーーー

良くあるPREPも基本的には同じです。

Point (主張)
Reasons (なぜそう主張するのか説明)
Examples(具体的事例で説明)
Point (主張を繰り返す)

まずこのスピーチの枠を体にしみこませておく必要があります。

英語で

What do you think?

と意見を求められた時まず基本はこの型に従って答える事です。
型にはまらない形式でする事は自信のある上級者がする事だと覚えておいてください。


<回答例>

1. Are people today too reliant on what the “experts” say?

イントロ①
マスコミに出てくる有名人の意見や、雑誌にのっているかわいい服をみて
影響されない人ってどれくらいいるだろうか?

イントロ②
私は、専門家の意見に人々はとても左右されやすいと思う。特に日本人はそうだ。

ボディ(パターン①)
理由①
自分が知らない専門家という人が現れたらまずは素直に耳を傾ける人が多いと思う。
特に日本は、先生の言われる通りにいう事を聞く事を教育されるのでその傾向が強くなる

理由②
次に、最近はあまりにも情報があふれすぎていて自分だけですべてを判断するのはとても難しい。
そんな時有名な雑誌新聞で、XXの専門家の○○さんと紹介されれば盲目に信じてしまうのは自然であろう。
トヨタではなぜを5回繰り返せと言われるがそんな本質にいつも切り込むような態度はそもそも疲れてしまう

結論①
このように、教育された環境や昨今のあまりにも情報が多い環境では、
専門家の意見に盲目に従ってしまうのは仕方がない事だ。

結論②
このような時代だからこそ、専門家と呼ばれる人は責任をもった発言をする事がもとめられるだろう。
最近ではスタンダードプアーズというリスクの専門家が
サブプライム債権にAAAを与えていたがこのような事は本来あるべきではない。
自身で考える必要も重要だが、専門家と呼ばれる方の責任はますます高まっている

と、こんな感じで50秒で考えられるのが理想です。
ポイントは枠がある事です。そこをただ機械的にうめていくだけだからこそ素早くアイデアが出てきます


<質疑応答対策>
これもスピーチ程長くはありませんが、やはり常に結論から言うべきです。
PREPで答える癖をつけておくといいのではないでしょうか?
Point: まず質問に関して明確に自分なりの意見を答える(どちらとも言えないはできるだけ避ける事)
Reason:なぜそう言えるのか理由を説明する
Example:その根拠をサポートする具体的な事例を示す
(Point):質疑のレベルでは必ずしも必要ないが必要に応じて

 

<こんなスピーチはNG!>

絶対やっていけないのが
結論がどっちともいえないようなスピーチをする事です。

試験管はあくまでもあなたの英語でのスピーチスキルの基礎力を試したいのであって
あなたの意見を詳しく知りたいわけでもあなたと30分じっくり議論する時間があるわけでもありません。

結論をビシっと決めます。


<まとめ>

スピーチのお作法 ”枠” を体にしみ込ませておく。
①トピックを素早く選ぶ”枠”
②スピーチを構成するための”枠”

この2つを特に意識して下さい

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